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内容説明
地方の中小企業が、ドラッカーの言葉一つでみるみる変わる！
本書は、ドラッカーの著作に学んで成果をあげた人たちのケース・スタディー集です。
現代の日本で、ドラッカーの言葉に触発された人々が、
どのように意識を変えどのような成果をあげたか。
小さな奇跡の数々からマネジメントを学べる１冊です。
小さな会社のイノベーションの起こし方 ― 社員との対立を乗り越え、経営改革
「廃棄と集中」編 ― 名言を支えに赤字事業から撤退
「予期せぬ成功」編 ―“小ヒット”の深堀りで赤字脱却
「外部にある経営資源」編 － 「顧客の顧客」を増やせば儲かる
「潜在的な機会」編 － 将来の不安をチャンスに変える
「利益とは条件」編 － 利益を追わずに利益率アップ
「顧客の現実を知る」編 － 「技術に自信あり」の罠を脱する
「何を測定するか」編 ― 褒め言葉を数えてやる気アップ
「汝の時間を知れ」編 ― 時間を記録して利益がＶ字回復
「プロセスを管理せよ」編 ― 「頑張れ会議」を脱して増収へ
個人で取り組む時間管理 ― 活動を仕分けて「上位0.03％」のエースに躍進
「トップマネジメントチーム」編 ― 弱みを認め、陣頭指揮を委ねる
「組織＝人が自己を目指す場」編 ― 社員の主体性を磨き、売上高倍増
「道具としての言葉」 編 ― 内向きな市役所職員から提案が湧き出す
「強みを生かす」編 ― 強みの探究で累積損失を一掃
「貢献に焦点を合わせる」編 ― 社員に思いが伝わる一言を見つける
「自らの事業は何か」編 ― 売上を捨てて連続増収増益
「何によって憶えられたいか」編 ―“名ばかり専務”が経営者に脱皮
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ue3104
7
いろいろ考えさせられた。たくさんの事例の中には目から鱗的な事例もあり、これからの事業活動に活かせる内容が盛りだくさんだった。社長を引き継いで15年間、ずっと「ベクトルを合わせる」ことに必死だったが、この本を読んで間違ってなかったと、ひと安心。2023/03/04
hiyu
6
平易な表現でもあり、分かりやすいものであった。何よりもまずやってみること、これを強く感じた。多分、理論があって実績が生じたのではなく、実績から敷衍した論理となっているはずだから。ドラッカーを「読んだら」ではなく、「やってみたら」「取り組んでみたら」ではだめだったのかな？とも思ったが、ドラッカーを読んで「！！」という感情が引き金であれば、やはりこのタイトルか。妙なところが気になった。2018/06/26
ROCKDOWN
5
個人は自己実現のために組織に属する。そして組織は社会課題や自らのミッションを果たすために事業を行い、利益は組織存続のための条件にすぎない。 変化の激しい時代にこそ普遍の原理に立ち返ることが必要で、原理に従って行動することでしか成果は生まれないことを多くの事例から学ぶことができた。2021/03/03
こじ
4
4/5点 業績が悪化した時、企業経営者のあなたはどうしますか？ 私は自分の視点を広げにいくことで改革します。 事業を改革させるには自分が気付いてない領域に意識の幅を広げることでビジネスチャンスが広がることがたくさんあります。 例えば、夏場にカイロが売れたのを見てお客さんになぜか聞きます。 すると、『クーラーで寒くて』と言葉をいただいたらすぐにカイロ売り場にポップを作ってカイロの売り場をわかるようにしておきましょう。 すると、一気にお客さんが増えるというわけです。 自分が気付いていないところはチャンスが多い2018/11/24
ノンミン
3
ドラッカーの格言を実践して赤字経営からの脱出。様々な中堅企業の成功例が紹介されていました。目的は利益ではない、という言葉がとても心に残った。目的、貢献、これらをいかに実践に移すかが大事だと感じた。まずは自分の身近な所からドラッカーの言葉を実践したい。2021/06/12
