- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
はたして人類はアインシュタインを超えられたのか!? 〈クォーク〉〈対称性の破れ〉〈超ひも理論〉〈ブレーン宇宙論〉〈暗黒エネルギー〉――すべてがわかる「欲張りな1冊」 19世紀の物理学に残された2つの暗雲――これらを吹き払ったものこそ相対性理論と量子論だった。「物理学は完成している」という当時の常識さえなぎ倒し、銀河宇宙レベルから原子より小さな世界まで、すべての「物の理」をめぐる人類の冒険は始まった。それから100年、日本人のノーベル賞受賞も相次いだ素粒子論と宇宙論。ミクロとマクロの極限はどこまで見えたのか。専門知識なしでも楽しめる現代物理学のあらすじ。【ミクロとマクロの極限をめぐる冒険】相対性理論:アインシュタインのいったい何がすごいのか?/量子論:パラレルワールドは存在するのか?/素粒子論:日本人がこの分野で大活躍できるワケとは?/宇宙論:最大の謎・暗黒エネルギーの正体とは? etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テツ
7
学生時代には理系学問という物を憎悪すらしていたのに大人になってから読むその手の本は何故こんなに面白いんだろう。ずぶの素人の自分でも解った気になれてとても楽しく読めました。何冊か拝読しているけれど佐藤さんの文章は優しくて読みやすい。こういう方が教師だったら理系学問も好きになれたかもなあ笑2015/02/16
yori
6
★★★★★ 宇宙、素粒子を研究する理論物理学者は私のヒーローです。スポーツ選手とかよりもカッコイイよ!2015/08/26
yori
6
★★★★★ 佐藤先生の一般向け宇宙本は本当ハズレないですね^^面白い。(難しい部分も多々ありましたが^^;)“CP対称性の破れ”が無かったら今私達は存在しないそうですよ。フフフ。 この理論でノーベル賞を貰ったのが益川先生、小林先生です。この本が書かれた時にはヒッグス粒子は捉えられてなく、この粒子が捉えられたらものスゴイ事だ、と書かれていて、そっかー、そのものスゴイ事がこの前発表されたんだなーと改めて。2012/11/05
funuu
4
相対性理論は、何とか理解できる。量子論は、よくわかりません。質量がエネルギーである理論から、原爆ができた。かれらの加速機から、星を消滅させてしまう「兵器」もどきができませんように、願いたい。2014/07/18
kishimoto
4
優れた入門書とは、読んでわかった気になる本ではなく、それから先勉強してみたくなる本だと思う。しかもコンパクトにまとめられているこの本はすごい。2010/11/15