ちくまプリマー新書<br> 投票に行きたくなる国会の話

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ちくまプリマー新書
投票に行きたくなる国会の話

  • 著者名:政野淳子【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 筑摩書房(2016/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480689627

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内容説明

公職選挙法改正により、2016年6月19日から18歳以上の国民に選挙権が与えられる。夏の参院選が最初の国政選挙の投票になるが、私たちは国会がどのように機能しているのか、実はよく知らないのではないだろうか。著者は衆議院政策担当秘書として4年間働いたあとジャーナリストになった。その二つの視点を生かし、国会議員でさえもよく知らないような国会の内実とその使い方をわかりやすく説明していく。これから日本の社会は生きにくくなるのではないか、と不安を感じている人にとっては政治に関心をもつきっかけに、国や自治体に働きかけてもなかなかうまくいかなかったという人にとっては、これからの行動のヒントになる本。わたしたちのよりよい社会と政治を作るために、国会と国会議員を使い倒そう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

141
国会の仕組み。法案成立や予算審議、国民の関わり方等を紹介。さて本題から離れます…。国会でヤジを飛ばし、日本の方針を決める場で個人攻撃に貴重な時間を割く。相手を引きずり下ろすことが目的か…。与党も野党も批判合戦ではなく少しは認め合い、建設的な話をしてほしい。国会軽視だ!と会期延長を求め、国民目線は軽視する。国民から選ばれた国会議員が、国民が守っている会食🍺や喫煙場所🚬を守らず、それで国民の信頼を得ようとは…。議員の立場ではなく尊敬される人を目指してほしい。それが日本のためになります。誠実さを忘れずに…。2021/02/09

kinkin

81
国会というと国会議員と官僚のためのものという印象を持っていた。森友問題や安保法制案、働き方改革様々な問題意識を持ってもどうせ国会には伝わらないと思いがち。しかしこの本は国民が国会を動かすための立法や予算審議に参加するための知識がわかりやすく書かれている。そしてこの国では国民主権で表現や言論の自由が保障されているにもかかわらず過剰な規制がまかりとおっていることを知る。デモにしてもほんとうは憲法でも保障されているのだ。もっと国会について知りたいと思った。図書館本2018/04/04

タルシル📖ヨムノスキー

25
まず、この本を読んだからと言って投票に行きたくなるかというとそれはまた別問題。なぜなら結構いやかなり難しくて苦戦するから。もちろん自分の知識の無さもあるだろうが、それだけ日本の国会というシステムが複雑怪奇だということか。読んでみて思うことはやっぱり法律を作るのは人間だから、作った人たちに都合のいい内容になってしまうということ。やはり官僚恐るべし。そして結局のところ警察もマスコミも裁判官でさえもその手先だということ。とりあえず地元の候補者に「デモをする権利は憲法によって保障されていますか?」と聞いてみよう。2021/10/11

calaf

17
国会では実際には具体的に何が行われていて、(少なくとも形式上は)どういう役割を果たしているのか。そしてその問題点は何か。我々一般国民は、どうするべきかを解説した本。いろいろ知らなかったことが多かったので面白い本ではあったけど、これで投票に行きたくなるかどうかと言われると...(大汗)2018/04/08

Mao

10
国民の政治参加方法が様々示されている。特に、議員への働きかけ方。 民主主義って実に面倒くさい物なのだと思う。そして、面倒くさがって他人に任せっきりにする人が殆どだから、今のような恐ろしい状況まで落ちてきてしまっているわけだ。 私はまだ投票とデモや署名くらいしかできておらず恥ずかしい限り。 せめて、動き出した人の尻馬に乗ることからでも始めよう。2016/08/02

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