新潮文庫<br> 数学者の休憩時間

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紙書籍版価格 ¥572
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新潮文庫
数学者の休憩時間

  • 著者名:藤原正彦【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 新潮社(2016/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101248035

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内容説明

コンピュータにはなく、人間の思考にだけあるもの、それは「死」の感覚と「他人の不幸を思いやる気持ち」。数学者だからこそ見極められた明晰な論理の底には、深い情緒が流れている。妻の初産にうろたえる夫の心、思考の限界に挑む学者の気概、父・新田次郎の足跡をいつくしむ旅の日記。そしてちょっとトボけた身辺雑記。数学者にして名うてのエッセイストが贈る、選りすぐりの随筆集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inami

23
◉読書 ★3.5 これまで「国家と教養」「国家の品格」「遥かなるケンブリッチ」など数冊読んだが、藤原さんの作品は数学者であるが故なのか、数学者でありながらと言うべきか、実にメリハリがあり、ユーモアに溢れている。本書はエッセイ集、第一話の「人が人を生むために」は、長男の妊娠から出産まで、夫婦(男女)の考え方の違いや親になる感慨などを描いている。最終話の「サウダーデの石」は、父親(新田次郎)が亡くなる直前まで取り組んでいた小説の舞台ポルトガルを父親と同じルートで旅をする紀行文で、父親への愛情が満ち溢れている!2019/04/16

アルプスの空♪

15
彼の本の中で、このエッセイが一番好きかも知れない♪ 最後に阿川佐和子さんが言わんとしている事をすべて語ってくれているのが又すごーく良い(^_-)-☆2011/05/17

Endo Takafumi

12
冒頭の出産に立ち会う話は一年前の自分と重なり一気に本にのめり込みました。全体を通して感じたのは著者の格好よさと羨望です。数学もできて文章も書けるなんて感嘆するしかありません。情緒を大切にする生き方を自分なりに模索したいな。2015/03/21

レコバ

10
エッセイ集。小説テイストの出産の話がお気に入り。夫である著者の出産に対するスタンスの変化とか、夫妻の医療従事者への感情の変化が生生しくて面白く感じた。2019/11/16

フーミン

8
藤原正彦さんについては、新聞でコメントなどをよく見かけていて興味はありましたが、本書を読んで新田次郎さんの息子さんとわかり、単なる興味から親近感に変わりました。突然亡くなった父への思いが「サウダーデの石」に表れており、私も亡き父母・兄を思い出して「サウダーデ」を感じました。2016/08/07

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