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内容説明
誰もが知っているIoTの
誰も知らないマネタイズの秘訣。
IoT(Internet of Things)という言葉が、新聞や雑誌、インターネットなどで頻繁に見られるようになった。IoTを、毎年現われては消えていく流行語の1つと考えると非常に危険であり、大きなチャンスを逃してしまう。産業革命やインターネット革命のように、IoTは世界を大きく変える可能性を秘めるからだ。IoTを「モノのインターネット」としてだけ捉えていると、この技術の持つ本質が見えてこない。IoTは、センサーや無線通信などを使い、現場の状況を遠隔地から把握し続けること、すなわち「千里眼」に相当する機能を実現する。現在の状況が手に取るように把握できるだけでなく、「近い将来何が生じるのか」など、その予兆を把握することさえ可能だ。それにより、これまでにないような付加価値の高いサービスを生み出せる。本書は、IoTによる変化がどのように進んでいくのかを見極め、今までにないサービスを生み出す勘所を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
21
2020年までに全世界で500億台のIoTデバイスがつながり、大きな経済効果を生み出すと言われています。ただ、IoTにも課題は多く、ビッグデータの解析技術者不足、データセキュリティの担保、バッテリ問題など多々あります。IoTと言っても、センサと通信デバイスの組み合わせに違いはなく、24時間365日確実に動作することをいかに保証するかについて、ダストネットワークが1つの答えになる、ということです。ドイツやアメリカが産官学共同でシステム構築を行っている中、日本も遅れないようにしないといけないと思います。2016/06/11
まゆ
10
前向きな気持ちで読んだ。セキュリティの問題、電池の問題など。ぱっと何に使えるかは思いつかないけど、意識して生活していたら、いっぱい使いたいところは出てきそうだと思った。2017/02/09
tokkun1002
9
2016年。もののインターネットであるIoT。製造業ではどんな具体的な方法があるのか、それを知るために読んだ。しかし本書にはヒントがなかった。広く浅くの導入編。2016/12/25
みぎつた
2
久しぶりに本を読んだ。バズワード IoTの勘所が押さえてあり、かつ具体的な事例を交えて読みやすい文章になっている。獺祭もIoTの賜物だとは知らなかったが、まだITが入っていない生産の分野にこそチャンスが眠っているように感じる。2017/03/01
ken123
0
Soso! いまいち。戦略論ではなかったと思う。もう少しIoTビジネス戦略的な話やモデルケースが出てくるものと期待して読んだ自分にはマッチしなかった。2017/11/12