講談社ラノベ文庫 終末世界のスペルブレイカー２

著者名：高橋びすい【著】/新堂アラタ【イラスト】

講談社（2016/06発売）

• ISBN：9784063815337

内容説明

エルフにより東京が占拠され、人類とエルフが敵対する時代――。人間だが例外的に強力な魔法を使える少年・アハトは、大企業の重役であるサイモン教授をエルフたちの襲撃から護衛するという任務を受ける。だが、襲撃を退けたと思ったのもつかの間、アハトの目の前で、サイモンは自ら頭を撃ち抜いた。そして、アハトは当局から指名手配されてしまう。なんとか逃亡したアハトは、濡れ衣を晴らすため行動を起こすが……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真白優樹]

濡れ衣を晴らす為にエルフの少女と共に行動を起こす今巻。―――守るだけではなく守られるだけではなく、背中を託せる強さを。今回は前巻で戦った少女が一時の相棒となり二人で共に陰謀へと挑んでいく展開となっており謎の敵組織による大切な仲間との戦いが巻き起こり真実が白日の下にさらされる。・・・少女の重要性がさらに上がる中少年は少女を守り抜くことが出来るのだろうか。守られる少女の想いは揺れ動き背中合わせに立つ少女の思いも揺れる。この先に待っているのはどんな戦火でどんな関係性なのだろうか。 次巻も楽しみである。

2016/06/08

[Praesepe]

背中合わせ。登場人物の強さが適度でハラハラする。とんでもない黒幕が出てきたので今後が楽しみ。

2016/08/24