文春文庫<br> 歴史という武器

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文春文庫
歴史という武器

  • 著者名:山内昌之
  • 価格 ¥784(本体¥713)
  • 文藝春秋(2016/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167906429
  • NDC分類:204

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内容説明

ビジネスパーソンこそ、歴史的に物事を考える歴史的思考法を身につけよ!

歴史の構造やプロセスを知ることで、ビジネスの現場で求められる企画力、洞察力、戦略眼が鍛えられる。
当代屈指の歴史学者が、歴史的思考法を駆使して折々の国内政局や国際情勢を分析。歴史的思考の初歩から応用まで、その方法論を実践的に示した。

歴史とは単なる知識や教養ではない。歴史の中にある知恵や教訓は、現代に活かされ、未来へつながっていく。思考の「糧」や「座標軸」を作るのは歴史観なのである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

127
何年か前にハードカバーで読んだのですが、最近文庫でも出たので再読してみました。いつもの山内先生の者とは異なりやや簡潔にまとめられている気がしました。産経新聞連載のものをまとめたものですからそれでいいのでしょうが、やや内容が難しい感じはします。それぞれ1回分の記事をかなりの分量にして分解してくれるとまた面白い読み物になるのでしょう。2016/10/07

おさむ

30
産経新聞や文藝春秋への寄稿をまとめたもの。短文と長文、日本と中東が混在していて読みづらい。この手の司馬遼太郎を模した、というか強い影響を受けた歴史本は数多くあり、とりたてて面白いとも言い難い。2017/10/29

うえ

8
「アメリカを憎むあまりアルカーイダのテロに共感しがちだった一部のムスリムとアラブの市民たちも、自らの独裁者を追放しない限り、中東の社会的矛盾を解決できないという公理に目覚めたのである。アラブナショナリズムやイスラーム原理主義といった外向きの思想で内政の矛盾を糊塗する独裁者に市民が追随するか、せざるを得なかった現代アラブの歴史に終止符が打たれたということだ。この点こそ、2011年2月のチュニジアとエジプト以来続く中東政治変動の本質であり、911から十年を迎えた市民意識の大きな変容…「アラブの春」なのである」2021/05/25

すばる

2
現代の問題を過去の出来事や先人の足跡から学んで考えることが、歴史という武器なのだ、ということを実践した書と私は捉えた。ローマ帝国が自壊したプロセスが現在の日本でも繰り返されるのか、時代は違ってもあまりにも似通った状況に驚く。2019/09/23

ペンギン伊予守

1
軽いエッセイ。2016/07/14

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