中経の文庫<br> ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

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中経の文庫
ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

  • ISBN:9784046013002

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内容説明

常夏の大都会シンガポールから、永久凍土の広がる北極圏に位置するロシア領ムルマンスクまで……。「最後のシルクロード」と言われる茶葉の道を辿りつつ、ユーラシア大陸の南北端の両駅を鉄道で縦断する旅。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

80
ユーラシア大陸南端から北端への鉄道旅。下川さんの旅行記はデヴュー作『12万円で世界を歩く』以来何冊か読んでいるが、ユーラシア大陸東西の鉄道旅は未読。当初より辺境の旅と共に貧乏旅行を主題としているので、若さが残る年齢の頃はともかく、62歳という年齢では侘しさ、うらぶれ感が出てしまうのは避けられない。まあ、それはともかく良く頑張っておられる。縦断する通過国はシンガポール、マレーシア、タイ、ミャンマー、中国、モンゴル、ロシア。終着駅はムルマンスク。ミャンマーや中国雲南省・貴州省あたりは列車の様子など丁寧だが⇒2023/12/13

ミスターテリ―(飛雲)

37
列車旅をスタートしてすぐにシンガポールからマレーシア向かう途中で足止めを食らいストップ。結局、次の駅まではバスで移動に、そこで女性にーなぜバスを使わなかったの・・そうこのコトバがこの旅のすべてを表している。バスや車を使えば直行で半分の時間で行けるのに。当然、鉄道が発達している国もあればそうでない国も、題名からなぜかシベリア鉄道のゆったりした長距離の列車の旅を想像していたが、それが真逆で苦難の旅を読むことに。まして国境を超えるのも、列車旅にこだわったためいろんな困難がーもちろんそれが下川流の旅なのであるが。2024/05/06

ryuetto

15
ユーラシア大陸を最南端駅から最北端駅まで列車で旅した記録。正確には、列車で通過できない箇所もあるし、寄り道もあるけど、その分だけ読み応えがあって、面白かったです。 道というのは、流通のためにあるんだなあ。と改めて思う。中国からモンゴル経由でロシアに続く流通ルートがあったのは、初めて知ったし、お茶に関する蘊蓄を色々語ってもらったのは勉強になりました。 あと、ミャンマーのジャンピングトレインの話が印象に残りました。列車が飛び跳ねるほどガタガタの老朽車が現役で走っているなんて、さすがに衝撃でした。2016/12/03

ジュースの素

12
文庫書下ろし。下川さんの本はほぼ読んでいるが、これは珍しくもユーラシアの鉄道を縦に乗り尽す紀行。アジア南端のシンガポールからロシア領のムルマンスクまで。当然幾つかの国を経由するが、国によってこうも鉄道事情、そして管理事情が違っているのかと可笑しくなったりヤレヤレと思ったり。茶の専門家である須賀努氏が同行。奇しくも この行程はかつて茶を始め物流の道、つまりシルクロードの一つであったそうで呼和浩特から北へはラクダでの交易が盛んだった。中国➡モンゴルへは私も鉄道利用をしたので状況がよく理解出来た。2016/06/29

piro

11
下川さんの紀行本は単に旅の様子だけでなく、その地域のあまり知られていない歴史的背景等が語られているので興味深いです。今回はミャンマーとモンゴルー中ソ関係の話が印象に残りました。ミャンマーの車で「カードが挿入されていません」と日本語音声が流れる件、私も経験したのでちょっと懐かしく感じました。距離の割にシベリアに関するページが少ないのは、それだけ何も無かったと言うことでしょうね。須賀さんの中ロ間の茶葉交易の話も為になりました。タイトルはイマイチかな。下川さんの場合もっとディープな旅がいっぱいありますし…。2016/11/13

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