講談社現代新書<br> 早稲田と慶応 名門私大の栄光と影

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講談社現代新書
早稲田と慶応 名門私大の栄光と影

  • 著者名:橘木俊詔【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2016/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062879583

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内容説明

私大の両雄躍進の秘密とその課題を徹底解剖。階層固定化社会の象徴としての慶應。拡大化を図る早稲田。戦前、帝大の後塵を拝していた両校がなぜ成功を収めたのか。格差社会論の権威が解く、名門私大の経済学。(講談社現代新書)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

256
日本を代表する2つの私大について書かれた一冊。歴史的背景から中々面白い。しかし今後はどの大学も大変だろうなと思えた。2018/08/16

佐島楓

50
カラーがまったく異なりながらも、私大のトップエリートとされてきた両校。創立の歴史や付属校からの内部進学者の動向を分析している。やはりOBとOGが多数実業界に存在する強みはあるのだなと改めて思う。2015/12/10

うえ

4
「安倍(磯雄)にとって同志社在学中に新島譲に感化されて、キリスト教信者になったことは画期的なことであった…卒業後、同志社の教員になったり、キリスト教の布教活動を行ったりしていたがアメリカの…神学校やベルリン大学に留学したことで転機が訪れる。帰国後…東京専門学校(早稲田)に移り、長い間教授を務めた……安倍は社会民主党を明治34年に結成する。安倍の『社会主義者となるまで』によると、世のなかに貧乏人が多くいることを知ったことと、同志社大学在学中に受けたキリスト教的博愛主義の影響が大きい、と述べている」2017/05/25

くりのすけ

4
両校の特徴がうまく整理されて書かれている。早稲田、慶応ともに実力ある学生が多いのがよくわかった。早慶が大きく躍進した背景には、共通一次試験の廃止や私学助成金の充実があったこともよくわかった。創設から現在に至るまでの両校の伝統が垣間見えた一冊だ。2015/06/27

おらひらお

4
2008年初版。先日、教育の格差に関する本を読んだので、同じ著者でつながりで本書を手に取りました。早稲田と慶応は私学の雄ですが、その性格はだいぶ異なるようです。学生の数もだいぶ異なるようですが、実際に僕の周りも早稲田の方がだいぶ多いようです。2014/09/19

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