ブルーバックス<br> ミトコンドリア・ミステリー 驚くべき細胞小器官の働き

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紙書籍版価格 ¥1,210
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ブルーバックス
ミトコンドリア・ミステリー 驚くべき細胞小器官の働き

  • 著者名:林純一【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2016/07発売)
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  • ISBN:9784062573917

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内容説明

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分子生物学が解き明かしたパラサイトの実像。高校の生物の教科書にも登場するミトコンドリア。細胞内で酸素呼吸をして生体エネルギーを供給する、このちっぽけな細胞小器官は、動物の細胞の中では核以外で唯一自分だけのDNAを持ち、父親の遺伝情報はいっさい受け取らない。近年、このミトコンドリアが、癌や生活習慣病、老化に関係していると疑われている。はたして、ミトコンドリアにかけられた重大疑惑は真実なのか?(ブルーバックス・2002年11月刊)

感想・レビュー

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Matoka

21
面白かった。ミトコンドリアがアポトーシス実行の司令塔的な役割を担っているとか、個体や細胞が死んでも行き続け他の細胞に移植すると活力を取り戻す、とか。すごいな、ミトコンドリア。mtDNAという単語も覚えたぞ。2017/06/02

文章で飯を食う

12
面白い。ミトコンドリアの働きも面白ければ、筆者の謎解きも面白い。意にそまぬ、ガン研での研究から、その後の研究につながる武器を手に入れ、後の快刀乱麻の研究は見事。論敵の難癖を正面から実験結果でやっつけて行くのは、素敵だ。筆者も書いているように、前半のガン研での悪戦苦闘が後半の快進撃を支えているのだ。2016/09/18

中島直人

11
著者のミトコンドリアにかける想いがひしひしと伝わってくる感じ。ブルーバックスらしく、読みやすく、また面白く読める。2017/06/02

hanagon44

9
生物を系統だてて学んだことがなく独学だけですが,ワクワクしながら読みました。細胞内の現象の,何かの意図や意志ではない多分に確率的なものが,一生物としての全体の状態を規定する不思議さに改めて感じ入りました。また生命現象を科学的に解明する研究者のエキサイティングで研ぎ澄まされた知性や感覚の切り開くフロンティアの崇高さに圧倒されました。大御所の欧米の研究者を相手に一歩も退かず,研究者として自らの導き出した研究成果で堂々と渡り合う姿にも,感動しました。あとに続く日本人研究者を応援する日本であってほしいと思います。2015/06/14

Hiroshi

5
「癌とミトコンドリアの関係」を研究するよう言い渡された著者の、ミトコンドリア研究史。著者の研究への情熱が伺えるので非常に楽しく読める。植物の葉緑体は、水と二酸化炭素と光エネルギーからブドウ糖(グルコース)と酸素を作り出す。そのブドウ糖を①解糖系、②クエン酸回路、③電子伝達系を経てATPに生成し、ATPをADPに分解するときのエネルギーを利用するのが生物だ。①では酸素は使わずに2個、②③では酸素を使い36個のATPを生成する。この②③がミトコンドリアの中で行われる。だから、エネルギー生成工場と言われるのだ。2018/10/26

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