ブルーバックス<br> へんな虫はすごい虫 もう“虫けら”とは呼ばせない!

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ブルーバックス
へんな虫はすごい虫 もう“虫けら”とは呼ばせない!

  • 著者名:安富和男【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2016/07発売)
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  • ISBN:9784062570732

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内容説明

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時に楽しい表情を見せてくれる虫たちのなかには、生いたちや暮らし、行動からみて「へんな虫」がたくさんいます。キノコを栽培したり、蜜をだす他の虫を飼育したり、自分の体を子に食べさせたり、超能力を発揮したり……。しかし、本書で取りあげる彼らのふしぎな生態こそ、数億年という歳月をかけて獲得された生き残り戦略であり、実は「すごい虫」であることのあかしなのです。彼らの生きざまに注目してください。(ブルーバックス・1995年6月刊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Foufou

9
昆虫に関する72のトリビア。ほとんどが見開き完結で導眠剤に最適。体液を不凍液にして氷点下を生き延びるイラガ、蝋燭に比べ八万分の一の熱しか出さない冷光を発するホタルなど、昆虫の研究こそ共存型社会に利すること多かろうと門外漢は妄想。にしても昆虫研究の白眉は蟻蜂といった社会性昆虫のそれ。働き蟻の集合で籠を作り野営しながら行軍するグンタイアリ、ほかのアリの巣を襲って奴隷にするサムライアリなど、ちょっと考えさせられる。地球の覇者たる昆虫から見れば、自由平等を掲げる人類の営為など世迷いごとに過ぎないのかも知れず…。2021/07/07

おせきはん

6
小さな体で生き抜くために特殊な能力を備えていった「すごい虫」がたくさん紹介されています。チョウのオオムラサキが縄張りに入ってきたスズメやカラスを追い払うことには驚きました。2016/09/06

トムトム

5
どうみてもリーゼントの悪いヤツにしか見えない、表紙の虫。私たちが知らないだけで、虫たちも複雑なことをしている。そして、繁栄している!そりゃ「虫けら」なんて呼べません2019/08/30

ゆうだい

4
様々な奇妙な性質を持つ動物の紹介が興味深い。ワクワクするものも多数あった。オオムラサキが雀やからすを追い払うとかすごすぎです。。。笑2014/07/22

眠り王

2
特殊な生き方をする虫が1ページ毎に紹介されていて読みやすい本でした。擬人化して考えるとえげつない生き方にも思えますが、進化の過程で獲得した特性と考えると大変興味深いです。 個々の虫についてもう少し深掘りしてくれたら嬉しかったかも。2015/02/15

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