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内容説明
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「リーマン仮説」「ポアンカレ予想」「ホッジ予想」「バーチ、スウィンナートン=ダイアー予想」「P対NP問題」「ヤン・ミルズ理論」「ナヴィエ-ストークス方程式」2000年5月、クレイ数学研究所はそれぞれ100万ドルの賞金を懸けて、21世紀に解決を期待する7つの未解決問題を発表した。この「ミレニアム賞問題」を、高校生でもチャレンジできるように解説した、数学ファン待望の本。(ブルーバックス・2004年1月刊)
目次
リーマン仮説
バーチ、スウィンナートン=ダイアー予想
P対NP問題
ポアンカレ予想
ホッジ予想
ヤン‐ミルズ(理論)の存在と質量ギャップ
ナヴィエ‐ストークス(方程式の解)の存在と滑らかさ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
74
#感想歌 計算機物理現象対比して数学問題解いてみたいな p.s.7大難題って何だい? リーマン仮説,バーチ・スウィンナートン=ダイア予想,ポアンカレ予想,ホッジ予想,ヤンーミルズ理論の存在と質量ギャップ,ナヴィエ-ストークス方程式の解の存在と滑らかさ,P対NP問題。 最後の2つは、制御、問題解決の過程で関連した議論を聞いたことがあります。 他の5つは、それが何かも覚えていない。 問題を分かりやすく説明できる人がいたとしたら、その人が問題を解ける人かも。 2008/04/24
楽
20
04年。リーマン仮説とP対NP問題、ポアンカレ予想だけ流し読み。特にP対NP問題はNHK「笑わない数学」でも取り上げられたが、本放送、再放送とも見逃す失態。たまに放送時間がズレたりするしね。第2シーズンは10/4から。楽しみ。数学の雑学本というと仙田章雄先生の『おもしろくてためになる数学の雑学事典』(92年)を学生時代に読んで、その後の数学の世界を広げてくれた。「子ども科学電話相談」は一部書籍化されているが、週刊ダイヤモンドの「大人のための最先端理科」も単行本化してくれないかしら。裏表紙の座右の銘が至言。2023/09/16
ちくわん
6
ん~ん、何度読んでも理解できない(だから、未解決?)。というよりミレニアムを一挙に7題は、なんぼ何でも重いでしょう!(天丼、牛丼、うな重、鉄火丼、親子丼、玉子丼、中華丼、マーボー飯、天津飯・・・すでに7つを越している。) 最新の状況はどうなのだろう?次のフィールズ賞には何か出てくるのだろうか?オリンピック並みにワクワクする。全く関係ないが、蒸気機関車の汽笛がうるさい位に聞こえる。なんて情緒がある住宅地なんだ!2017/05/14
ひろりん
6
はるかな高みにある7大難問がどんな問題なのか、一般人にも平易に説き明かしてくれる良書。数式は少なめですが、数学書よりは平易でも、すごく簡単ではないです(^^; 高校上級~大学初級程度の素養があると読みやすい。個人的にはホッジ予想が一番難しかったので、そこを再読中です。2017/01/02
朧月
6
ミレニアム懸賞問題について解説した本。 数式も載せてある。解説はかなり省略されているが、どのような問題が、同重要なのかについて、比重を置いてしっかりと解説してくれている。 さすがに難しい問題ばかりで、解説を読んでも本質的な部分までは理解が及ばない。ただ、現代数学でどんなことが研究されており、それが物理や実社会とどう関わってくるかはしっかりと説明されている。 巻末に参考文献も解説込みで紹介されているのも丁寧。2014/02/15