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内容説明
社会保障の充実を目的に始まった消費税。しかし、現実は充実どころか削減が続く。日本の消費税は実は格差と貧困を拡大する欠陥税制なのだ。真実を明らかにしつつ、社会保障改革と税制改革のあるべき方向を提示する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
24
消費税は社会保障のためと宣伝され続けることに対して、その欺瞞性を厳しく指摘した本です。消費税が導入されてから、構造改革の名のもとに子育て(保育)、医療、介護、生活保護など社会保障はどんどん改悪されている現実があります。また消費税の逆進性の強さは本来の税の役割である所再分配機能を弱体させ、法人税や所得税などの改悪により富むものがさらに富み、貧困と格差が広がっている実態を指摘しています。消費税頼みの税制のあり方を問い直す必要を痛感しました。2016/07/30
樋口佳之
6
翌日になったら一人で亡くなっていたといった最期も珍しいことではなくなるだろう。常に『家族に見守られながら自宅で亡くなる』わけではないことを、それぞれの住民が理解した上で在宅生活を選択する必要がある」と、孤立死・孤独死を前提として生きよという「本人と家族の選択と心構え」を説いている。/三菱UFJリサーチ&コンサルティングの地域包括ケア研究会の報告書/7月の参院選への著者のストレートな思いを表明した本でした2016/06/14
二人娘の父
3
「社会保障には消費税増税しかない」という固定観念に囚われているすべての政治家と有権者に捧げます。2016/06/28
mininayo
2
安倍政権下での社会保障改革(改悪)を、子育て支援、医療・介護、年金、生活保護など網羅的に検討した好著。社会保障を支える税制とはどうあるべきかという問題についても考えさせられる。2016/08/16
Kazuo Ebihara
1
著者は、労働省、社会保障研究所を経て、鹿児島大学教授を務め、社会保障関連の著作も多い。 本書では、安倍政権の下、子育て、医療・介護、年金等、社会保障全般に亘る削減が続き、貧困と格差が拡がっている実態を指摘。 最終章で、「社会保障と税制改革のあるべき姿」についてさらりと論じている。 自身の基礎知識不足もあり、タイトルを含め、ほとんどの論点に合点がいかなかった。 も少し勉強しよ。 2018/03/01
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