内容説明
文系・理系を問わず大学で数学を必要としている学生のために、受験数学のように計算し解を求めるだけではなく、数学的な理解と発想と専門的な数学への橋渡しができるようにまとめたものです。 いくつかのテーマについてさまざまな面からみた数学の問題を紹介しました。高校で数学がわからなかったという人も、これから数学を学びたいと思っている人も、新鮮な気持ちで数学の面白さを知ってもらえる一冊です
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しとらす
2
本棚を整理していて出てきたので知らない話がないか目を通してみました。文系の人向けの講義が本の元ネタらしいのですが、それにしては本格的な集合論などに片足入っていて簡単ではないです。一方で、つまみ食いのように代数・解析・集合論に触れていくので、専門的に学ぼうと思っている人には不要な本になってしまっています。記法も独特なので扱いが難しいです。本書でしか扱っていないような暗号の話などがもっと掘り下げられていると面白かったのではないかと思います。2017/12/12
