内容説明
孤独を愛する公爵に拾われた、帰る家も名前もない娘……。
ある日、ロザラム公爵グリフィンは馬車で領地へ帰る道中、突然飛び出してきたネグリジェ姿の娘をはねてしまった。泥だらけで地面に倒れた彼女は意識を失っていたため、やむなく公爵邸に連れ帰って介抱することにする。一方、眠りから覚めた娘はいっさいの記憶がないことに戸惑った。このたくましくて美しい男性は誰……いいえ、それより私は誰?「君の名は?」そう尋ねられて答えに窮していると、公爵と名乗る彼に、美しき女性を意味する“ベラ”と名づけられた。思わず胸を高鳴らせるベラだったが、鏡を見てすぐに自戒した――こんなみすぼらしい私を、公爵様が本気で美しいと思うはずがないわ!
■エリザベス女王からも賞賛される名作家C・モーティマーの大好評〈孤高の公爵シリーズ〉の第5弾。圧倒的な存在感の公爵と儚げな娘の取り合わせは、さながら『美女と野獣』を彷彿とさせます。巻末には横浜国立大学の小宮正安教授による歴史解説コラム~ヒストリカルへの招待~第4話【天使か? 悪魔か? 「後見人」】が掲載されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
16
キャロル・モーティマー2冊目。この作者さんは、もったいぶって、もったいぶって、最後にええっ!っていう展開を用意してあるのが特徴なのかな?今回も最後にびっくり。亡くなった妻の名前を何度も思い出すヒーロー公爵、本人は愛してなかったと言ってたけど、この引きずりようは、一方通行に相当愛していたんじゃないの?これは途中ダレたので、もったいぶったところを削った方が良かったかも。2021/12/12
じょう
10
〈孤高の公爵シリーズ〉第5弾。ヒーローのお友達がみんな公爵なのでややこしい~。みんなスパイだし。ヒーロー亡妻の不倫相手の正体に驚きました。でもその事実にヒーローが自信を回復させるなんて!(みんなの前で暴露されてもっと落ち込むかと思った)次のヒーローはあの公爵でしょうね。まだ続くんですね。2016/09/20
kyara
9
ナニコレ?的な…『しゃがれ声』→ヒーロー『かすれ声』→ヒロインこの描写、多用過ぎ。こんな感想しか書けませんとも!2016/06/01
あき
2
いらいろ飛ばして読んでしまった。ちょっと読みにくい感じがした。ミステリー要素が含んでるんだけど、恋愛ものだからか最後に駆け足に解決。2016/06/12
Ogicch
1
途中、中だるみでしばらく放置。ウジウジ、グダグタ、煮え切らないヒーローだった。2017/05/12
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