内容説明
お客様にとって、なくてはならない店がある。この地域にとって、なくてはならない店がある。日本という国になくてはならない店がある。それが、ニッポンの明かりのようなお店です。お仕事に対する姿勢、お客様の対する真摯な思い、商品に対する絶対的な自信……。本書では、こんな熱い気持ちと仕事の原点を思い出させる35のお話を紹介しています。この本の35のお話をお読みいただいたら、きっと、このタイトルのような読後感を持つはずです。心がほろっと温まる「街のでんきやさん」の本、第2弾です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんちゃん
29
「街の元気屋さん」に続く第2弾。金儲けよりも地域の人に喜んでもらえること、紹介されるお店に共通するのは揺るぎない信念だ。ネットや大型量販店の対極にある商売姿勢は「これでホントに商売としてやっていけるの?」と心配になりさえする。いやいや、だからこそ商売としてやっていけるのだ。随所に出てくるのは「こちらこそありがとう」という言葉。顧客と手を取り合って笑い、涙を流す間柄だからこその商売なのだ。働くことの本質がここにはある。そう思えてならない。2016/06/14
びすけっと
11
2016年5月刊。コミュニティFMでの紹介本。時代が移ろうとも、ものを大切に扱う人は多いし、直しながらでも使いたい人はたくさんいる。食べ物の御用聞きはほとんど無くなってしまったように思えるけれど、家電品の御用聞きは無くならないなあ。やはり家電品の扱いは得手不得手があるし。一話一話が短いけれど、人と人がつながる様子がよく分かります。まちづくりの一端が見えます。一番は、離島で活躍する電気屋さん。でも私はおつきあいのある電気屋さんがない(^_^;) あ、司書さんが紹介していたこの本、どうして閉架なの?2016/06/22
おせきはん
8
電器製品を売るだけでなく、地域の人々の生活を見守り、支えることで信頼を得て、地域に欠かせない存在となっている街の電器屋さん35店が紹介されています。近年、電器製品を家電量販店で買うことが多くなっていましたが、街の電器屋さんを見直すいいきっかけになりました。2017/08/12
ありんこ
3
地域にある街のでんきやさんを数多く紹介しています。両親の後を継いで頑張っているご夫婦が多いですが、こんな人たちがいるんだと、心が温まりました。災害も多い日本なので、地域のつながりが大切ですね。自分の地域にもあるかしら。どこか探してみようかな。2019/06/16
yuka
0
◆◆◆(覚書(評価ではありません)2016/11/23