内容説明
日本人に身近な「和食」には、こんな隠れたエピソードがある! 本能寺の変の原因は鮒寿司だった? 佃煮が生まれたのは徳川家康のおかげ? 松花堂弁当の起源は? 高級料亭が提供した超高級なお茶漬けとは? 肉じゃがの元祖はイギリスにあった? 知るほどに深くておもしろい、和食の謎と秘密をひもとく本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サピエンス
5
雑学の本だ。江戸時代、西回り航路で運ばれた食材で上方で留まり江戸に下らなかったものを江戸っ子は下らないという。今の下らない(取るに足りない)の語源だ。その中に昆布がある。上方は軟水だが、江戸は硬水。昆布は硬水で出汁をとるには時間がかかるらしい。だから江戸はカツオ出汁が主流らしい。こんな雑学てんこ盛りです2019/04/11
たか
5
趣味と実益を兼ねて読んだ本。和食の勉強になった。2016/03/26
伶夜
4
お出汁の話とか面白かった。2017/04/28
そ
2
料理のことはあまり興味がなかったのですが、世界でも和食は評価されているし、日本人として、全く知識がないのも如何なものかと思い読み始めました。読んでみると本当に知らないことばかりで、自分の住んでいる地域が意外なものの名産地であったなど、発見が多かった本です。2018/01/18
moonanddai
2
参考になりました。特に麺類好きの私としては、「きしめん」と「ひもかわ」の違い、「そうめん」と「ひやむぎ」そして「稲庭うどん」、「白石温麺」の関係、「抜き」と「天ざる」の関係などよく分かりました。/それにしても筆者は宮城県出身らしく、「こだわり」もありますね。「ずんだ」や「仙台味噌」「ホヤ」、「仙台白菜」(同じ宮城県関係者としてはうかつにも知りませんでしたが…)まではいいとして、回転寿司元禄寿司仙台店が全国2番目とまで書いてある。江戸や京大阪が良く現れるには当然として、次が仙台かな。嬉しいけど。2016/05/05