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内容説明
投資歴50年超でつかんだ「最後に勝つ」相場の哲学とは!?
多くの投資家は、短期の相場の動きや心理状態に判断を狂わされ、損をする。しかし、トップトレーダーは知っている。判断に迷ったときには、従うべき「常道」があることを。
著者の山崎氏は、野村証券でトップ証券マンとして活躍し、退職後は個人投資家として膨大な資産を構築した投資歴50年超の現役投資家で、ブラックマンデー、バブル崩壊、リーマンショックもすべて直前に売り抜け、利益を出し続けてきた。
本書では、「賢者」と「愚者」の対比により、株式投資で勝つための心得を、豊富な経験を持つ著者が明らかにする。
長年にわたって株式投資で成功してきた氏の「相場の哲学」のすべて!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
41
株の儲けはその精神労働の報酬。プロを真似るな、プロは損する。所詮は他人の金。『勘定』よりも『感情』。買ったあとは感情を勘定で押さえる。青春期相場、観念期相場、期待先行。損の元も利益の元も全ては自分の中にある。売り切ったあと、今後のために値段の動きをときどき見る。売ってから何倍にもなることが多いが悔しがらない。早耳筋の早倒れ。最後の参考文献の量圧巻。2016/08/20
みんと
14
投資において賢者と愚者の考え方の違いが書かれている。 好材料が出たときに愚者は上がるものと思い込むが、既に織り込み済みであれば顕在化した途端に「材料出尽くし」で急落するし、事前に織り込んでいなければ「サプライズ」となって急騰する。 そこをよく調べた上で判断しなければならないことを学んだ。 かのウォーレン・バフェットも絶賛したJ・M・ケインズの本を読んでみたいと思った。2016/12/23
reading
13
筆者の経験、探求心の深さに感銘を受けた。確固たる信念を持った相場哲学を感じる。なるほどと思うが、凡人に実践するのは難しそうだ。2016/11/11
turtle
6
木佐森さんを師と仰ぐだけあって、相場師の香りぷんぷんの本で面白かったです。 2016/07/05
砂王
3
何より必要なのは、熾烈な目的意識だそうだ。そう、目的とは、特定の数値特定の結果を想定して立てるべきもの。 こうも書いてある。 愚者は簡単に解答を求め、割り切りたがる。賢者は、簡単には割り切らない。そのかわり、腹を決める。物事に懐疑を抱き、考え続けることが大事だ。2016/10/02