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内容説明
失業中のジョシュは、拾得物収集センターで見かけた答案用紙の束を気まぐれに持ち帰ってしまう。その束を捜す少女・長崎ミカと出逢い、彼女と、彼女の周囲の人たちと関わることで、自分自身が引きずる恋と向き合うことになる……。
表題作に加え、うつ病の夫の代わりに働きに出た妻の日常を描いた読み切り『ねこさがし』を収録した、稀代のストーリーテラー・売野機子、初のウィングス・コミックス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
10
短編「ねこさがし」良かった。タイトル作は私には繊細すぎた。2016/06/06
ささやか@ケチャップマン
8
久しぶりの売野機子。やっぱり彼女らしいな、という感想になる。なんかいいんだよ、なんか。表題の連作もいいが、後ろについた「ねこさがし」の方が好みだった。この人の短編集またでないかな。2016/04/02
なが
5
「MAMA」以外の作品は初めて読みました。やはり面白い。どうしてこんなところから話が始まって、こんなところに着地するんだ。なんというか、ガロっぽくて文学っぽくて、しかしわかりやすい王道っぽくもある。唯一無二の独特の雰囲気。はまりました。2017/02/24
とめこ
5
良かった。売野さんのお話はどこが良いとか具体的にうまく言えないけど、とにかく好き…。短編集かと思ったら表題作の連作と短編1本の構成でした。ちょっと不思議な世界観と寂しげな雰囲気が良かったです。2話の見開きの洗濯物のシーン凄く好きだ。個人的には短編のねこさがしの方が好みだったけど。律子さんかわいい人妻でした。2016/04/20
コリエル
4
いつ読んでもなんだか懐かしいのが売野機子。24年組の魂を感じる。かんぺきな街というタイトルながら、どこか欠けたる人たちの物語。30の男が、半分の年齢の女の子たちから色々と教わる話とも言える。2018/10/19