内容説明
溢れるニュースに溺れてしまっては、「情報弱者」になってしまう。情報を思い切って捨て、ループを作る思考を持つことが、「強者」となる条件なのだ。「夜のテレビニュースは見ない」「大事件とは距離を置け」「新聞は“浮気”して読め」「ネット記事は『自己メール』で管理する」「情報は放出してこそ価値を増す」……多方面で発信を続ける著者が、具体的なノウハウを公開しながら示す、情報氾濫社会の正しい泳ぎ方。 ※新潮新書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
22
すごいなあ。長年情報と戯れているだけはある。ちなみに思い切って捨てることとループを作ることが大切らしい。情報は本からもよみ、アンテナをたてながら横でのつながりもみていくのだ。 また、出し方はアウトプットをネットなどで続けていくことが大切である。2018/05/15
calaf
21
情報は、取捨選択して取り入れ、古いものは思い切ってどんどん捨てるべし。取り入れた情報は、手持ちの情報とリンクさせ、結果をアウトプットする...それが非常に重要。まぁ、言われる通りではありますが...とりあえず、必要ない情報には極力触れないようにするという努力をしてみるかなぁ...2016/06/30
活字スキー
21
タイトルや帯がちょっと大袈裟な気もするけど、情報氾濫社会で大切なメディアリテラシー。“複数のソースを比較する”“情報を自分の頭の中で繋げてループ(文脈)を作る”“インプットをアウトプットに繋げる”等、自分が実践している事も多かった。情報ツールやSNSが爆発的に普及し、情報の量に事欠くことはほとんどなくなったが、意味の薄い(或いは全く無い)快楽情報に耽溺することは緩やかな自殺と変わらない。自分の感覚で物事を捉え、判断し、行動しなくては成長もしないし満足も得られない。Stay hungry!2016/06/03
中島直人
14
(図書館)印象に残ったのは下記2点。情報をとりあえず自分の中に入れておく、そのためには逆説的だが、如何に不要なものを捨てるか入れないかが重要。また、著者はループという言い方をしているが、情報は、その結論だけでなく、何故そうなのか、それにより何が予測されるか関連付けることの方が重要。アウトプットしようとすることは、情報をループさせることに役立つ。2018/09/29
たー
14
実践できるかどうかは別にして、参考にはなった。2016/09/28