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内容説明
経済や投資、貯蓄を巡る情報は増える一方だ。日本経済崩壊を唱えて「日本から脱出せよ」と警告する人もいれば、バブル再来を予言して「乗り遅れるな」と囃す人もいる。一体どうすればいいのか。東京五輪後に来る不況の正体、この先10年の資産防衛術、ハイパーインフレの可能性、年金・介護・不動産の基礎知識……家計を破綻させず、幸せな生活を送るために私たちが知っておくべき情報を整理してわかりやすく説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
68
明るい未来は予想できないが、国家が破たんしたり貯金が紙くずになるということはないらしい。老後資金よりローンなどの借金を速く減らすこと。子どもが巣立ったら生命保険はいらない。年金は破たんはしないが支給額が減り支給開始が遅くなる。扶養の範囲で働いていたパートも年収106万円以上なら厚生年金に加入。年金支給には税金も当てているから破たんはしないが、なんだかなあ・・・。付加年金はいいが、個人年金はダメ。2016/10/04
コウメ
48
東京オリンピック!これによってどう日本に影響が与えられるか?の本!/バブルで押し上げられた景気はずっと良いという錯覚に陥る。その中でオリンピックが開催され、オリンピックを終えた国はツケで必ず不況に陥っている。1984年以降の開催国はほとんど不況に陥っているがアトランタオリンピックは不況にならなかった。なぜか、それはアメリカで1990年代にIT革命が起きその勢いが強く、オリンピックの反動の落ち込みがカバーされたから。2019/06/05
団塊シニア
41
経済、年金、介護、不動産の基礎知識、そして現況について書かれており、今後の指針というより資料という感じの内容である。2016/02/01
ごへいもち
28
分かりやすくて良かった。なんとなくそうかなと思っていたことが明らかになった感じ。意外だったのは介護費用の話。あまり心配しなくて良いとのこと2016/03/18
友蔵
17
この本が書かれたのが3年前。ある意味10年の途中経過を見ながら読める本。本の中にある東京五輪バブルもその後に来るであろう不況の話も頷ける。ただ、五輪後の不況はもっと前に始まるだろうとは思うけど。突飛な事が書かれていない分、内容が実感として飲み込みやすかった。確かに、安易に資産運用に走るよりは基本的でも現金を残そうという堅実さは深く共感できる。2018/06/28