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内容説明
トップブランドを一代で築き、19世紀的価値観を破壊した「皆殺しの天使」ココ・シャネル。虚実ない交ぜに語られてきたその生涯に、名物敏腕特派員が迫る。出自の謎、数々の愛人たち、ベル・エポックと事業の成功、大戦中の対独協力疑惑、そして戦後の復活……。激動の20世紀史そのものである「革命家」の歩みを、綿密な取材によってたどる、本格現代史ノンィクション!解説:鹿島茂
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
踊る猫
15
ココ・シャネルの名言集に触れて彼女のことをもっと知りたくなってしまったので本書を手に取る。新聞での連載記事をベースに作られたそうだが、良く言えば多彩な情報(『失われた時を求めて』まで!)を柔軟に取り入れた、悪く言えば読ませる冒険心というか実験がなく平たい、なかなか難しい本だという印象を持つ。あまり前のめりになって読めなかったのだけれど、つまらないと一蹴することも出来ない、なんとも言えない……ともあれフランス史を概観する上で本書は無視出来ない一冊であり、シャネルを介した二十世紀を垣間見ることが出来る本である2017/12/27
満月
3
「ファッションを学ぶ」ということが初めてだったから、小説のようにすいすい進まず少し苦労した。今ではもう「シャネル」という概念になっている人がどうやって生きてきたのか知ることができた良い機会となった。2020/07/01
nkmr
0
この書籍から引用してシャネルと馬と彼女のクリエーションの関係のレポートを作成した。2020/07/12
花うさぎ
0
女性の自立、というシャネルの信念を、生き方で、ファッションで示し続けてきた。2019/06/10
moi
0
「服は人間の体に着せるもので体を隠すものではない。」2018/05/12