ハーレクイン<br> 貴公子と秘密のラブレター

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ハーレクイン
貴公子と秘密のラブレター

  • ISBN:9784596916716

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内容説明

結ばれてはいけない相手とも知らず、二人は手紙で愛を育み……。E・ボイル最新刊! 『公爵の愛しのシンデレラ』関連作。

“当方、良識ある資産家の紳士。手紙の交換を通じてのち結婚を希望”――最近婚約した親友のように自分もすてきな恋がしたいと、令嬢ダフニはその花嫁募集の広告に思い切って手紙を出した。謎の男性は紳士的でユーモアがあり、一カ月ほど文通を続けるうちに、ダフニはまだ見ぬ彼にどんどん惹かれていく。そしてついに舞踏会の夜に会う約束を交わし、迎えた当日。近づいてきたのは誰もが振り返るほど見目麗しい紳士だった。この人が手紙の主だわ……そう確信したのも束の間、彼の名前を知るや、胸高鳴らせていたダフニは凍りついた。

■実力派E・ボイルが19世紀英国を舞台に描く、『公爵の愛しのシンデレラ』に続く人気シリーズ第2弾。今回の主人公は、前作ヒーローの叔父ヘンリーと、前作ヒロインの親友ダフニ。親友の恋を見守るうち、自分も愛を見つけたくなったダフニは名前を変え、ひそかに新聞の花嫁募集広告に応募します。一方、甥のいたずらで花嫁募集を載せられ、手紙が殺到して怒り心頭のヘンリー卿。ふと目にしたダフニの手紙に心惹かれ、手紙の交換が始まります。しかしそこには問題が。どちらも名前を変えているため、相手が長年敵対しあう一族の人間だと知らないのです。絡まる糸はさらにもつれ……二人の恋にどんな結末が待ち受けているのか。今回も一気読み必至! 魅惑のラブストーリーをお楽しみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

18
前回いい味を出していた「真面目なトーヘンボク」叔父さんと、謎の文通相手がメインです。原著に「放蕩者」の文字があって(あはは、まさかおじさんが~!)と思ってたら、なかなか頑張ってましたよ。もう何百年もいがみあっている家系同士の恋なので色々ぶつかりあうのがおかしいです。最後のエピローグにほっこり。かなりきらめいてたデール家当主は誰と恋に落ちるのかなあ。面白かった。2016/11/14

じょう

14
「伯爵と日陰に咲くレディ」を読む前に再読。ヒーローのヘンリーよりも、デール子爵クリスピンの方が気になってしまいました。彼のお話しもあるのでしょうか?2017/05/08

じょう

13
「公爵の愛しのシンデレラ」の次作。前作でヒーローが冗談で叔父(今作ヒーロー)の花嫁募集広告を出し、応募したヒロインと匿名の文通が始まります。お互いに相手の正体を知らずに出会い、ほぼ一目惚れ、でも敵対する一族同志だとわかります。。。敵対関係にありながら惹かれていく様子は素敵でした。ただ文通相手の正体がわかり、追跡し始めたあたりから冗長気味だった感が。次作は1作目から気になっていたハリエットとロクスリーですね。楽しみです。2016/07/12

モルテン

13
互いの本名も素性も知らず、手紙だけのやり取りで親しくなっていったヒーロー・ヒロイン。実は、互いに忌み嫌う一族に属していたのでした…!/さらっと読めてしまうラブコメでした。お互い、「手紙のあの人のほうが絶対素敵」と思いつつ、目の前の相手にどうしても惹かれてしまう(だが、その目の前の人が手紙の相手なのだが)。しかし、この300年も敵対している二つの家が、もともと敵対するようになったきっかけも色恋沙汰らしく、仲良すぎて敵対しているだけじゃないの…?と思ってしまうところ、コメディで楽しく読めてよかった。2016/06/16

kyara

8
モニター本。こちらの作家さんは当たり外れがあるので(私にとって)警戒してたのです!しかーしこれは期待を裏切る(笑)面白さ!嬉しい誤算でしたとさ。。。2016/05/04

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