角川ソフィア文庫<br> 日本武術神妙記

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角川ソフィア文庫
日本武術神妙記

  • 著者名:中里介山【著者】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • KADOKAWA(2016/05発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044001414

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内容説明

昭和の剣豪小説家たちのバイブルとなった名著、待望の復刊! 「大家」上泉和泉守・柳生但馬守、次点の「名人」塚原卜伝、第三の「上手」小野忠明・宮本武蔵……。剣・槍・長刀にいたるまで、武術名人の話が次々に登場。達人が伝授した秘訣で素人が勝負に勝つなど、驚くべき逸話も満載。幅広い歴史書を元に、いまも語り継がれる剣豪・武術家伝説がどのように作られたのか、一覧できる貴重な資料。巻末に登場人物の索引付き。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サケ太

14
確かに読みにくいが、諸々の伝承、逸話が纏められている非常に興味深い話。勿論なかには、確実に作り話であろうものもある(どれも割ともっているだろうけど)。渡辺幸庵の話とか特に。こんな凄い人物がいたんじゃ、という紹介本として読むのが正しいか。wikiなんかにもまっとうに載っていないようなエピソードを読めるのはうれしい。2018/10/02

旗本多忙

12
中里介山というと未完の大作「大菩薩峠」しか知らないが読んだことはない。本書を書店で見つけた時、名を馳せた剣豪、武術家らの活躍話や逸話などに興味を持った。時代小説の好きな方は恐らく面白いというのではないかな。作品説明に、武術家一覧の貴重な資料としても使えるとある。暇な時にチラチラ見る。小説ではないので、どこから捲ってもオッケ~ですね2016/08/19

Ribes triste

11
有名無名問わず武芸家譚から流派、得物から思想に至るまで、よもやま話を取り集めた本です。断片的に抽出された内容ではありますが、膨大な資料をから集められた事を思うと、労作です。中里介山の趣味全開ぶりに、ニヤリとしてしまいます。現代から消えゆく文化なのだと改めて思いました。2016/07/31

六点

8
有名無名を扱き雑ぜ、剣豪の逸話を収めた逸話集。時代小説や時代劇で見聞きした逸話が多いので楽しく読めるのであるが、戦国時代から江戸時代初期の剣豪の逸話の血腥いこと。武士は舐められたらおしまいなのだなあとしみじみ思う。2017/09/10

niz001

7
どこかで見た剣術・武術関係のエピソードがてんこ盛り。個人的には示現流がほとんど無い(1項目だけ)と新選組周りが全く無いのが寂しいか。この頃はもう新選組の再評価が進んでたはずなんだが。2016/06/07

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