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内容説明
革命の炎でも、切れない絆がある。1789年7月14日。バスチーユ監獄襲撃から始まったフランス革命。揺れ動く時代の中で、アントワネットとマリー、王妃と絵描きの友情はどうなってしまうのか!最後まで目を離せない、4コマの枠を超えた物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆり
7
フランス革命の最後まで描きつつまんがとしては最後までほのぼの可愛く優しい雰囲気を残したままでとても素敵でした。ルイ十六世とアントワネットの夫婦が最後の姿まで彼ららしくて良かった。そしてマリーとアンリとの信頼と友情も。マリーとの別れの場面のアントワネットの笑顔と抱擁に涙……。カバー裏の後日談が幸せそうで救われます。ポリニャック夫人の肖像画のエピソードも好き。2018/09/09
まきまき
4
1巻は、国王夫婦の優雅な宮廷生活や、ヒロインの淡い恋などでほのぼのしていましたが、2巻はどうしても、やるせない展開に・・・4コマではありますが、下級貴族のヒロインの目を通して、フランス革命に至る世相と改革派の思想が描かれます。首飾り事件、バスティーユ襲撃、そして・・・歴史は変えられないですが、こんな救いがあればいいな・・・と思いました。2015/02/16
YS-56
3
多くの人々の運命を変えたフランス革命。文字にすればたったの6文字だけど、歴史の重みを十分に感じる事ができますね。2014/09/06
あまぐり。
2
どうなるのかどうするのかと思っていましたが…最後まで、優しくあたたかく可愛らしい本でした。好きだ!この本!…絵の仕事がからんでるポリニャック夫人の話が一番好きかな。2014/12/26
みの村
2
フランス王妃マリー・アントワネットと駆け出し画伯のマリー、2人の出逢いから別れまでの物語。王妃の結末を知っているからこそ2人の友情がどうなるか目が離せず様々な優しさが絡み合ったラストは胸が締めつけられる。この物語は史実を元にしたフィクションですがマリー2人の友情以外にもフランス革命前後の王家側、議員側、貴族側の視点も描かれていて様々な思いが飛び交う。画家マリーはそれらの思いを見て学び少しずつ成長していく。4コマの枠の中で有り得たかもしれない歴史を余す事なく語ってる素晴らしい作品。2014/11/06