RYU COMICS 虫籠のカガステル（２）【特典ペーパー付き】

著者名：橋本花鳥

徳間書店（2016/05発売）

• ISBN：9784199504884

内容説明

E-05で駆除屋を狙った猟奇的な殺人事件が相次ぐ。過去が胸を掠めるキドウの元に、一通の手紙が届く…。一方、イリはキドウが気になっている。駆除屋は人殺し、恐い存在だと認識されているけど、キドウは恐くないんじゃないかと思っていた。だけど剣を持った彼は、紛れもなく“駆除屋”だった。そんなある日、マリオからおつかいを頼まれるイリ。しかし道中でサイフを盗まれてしまった！その先に待ち受けていた、影――。【特典ペーパー付き】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サクジツ]

キドウは駆除屋を狙った謎の殺人事件の犯人から手紙が届き、接触することに。イリが自分が死ぬかもしれないのにキドウを助けに行ったのはカッコイイなと思いました。キドウにーというか駆除屋に敵意を向けていたカシムは西ゲートを虫ごと焼き払ったことを悔いてて、案外いいやつでした。キドウとも少しは和解できたかな。そしてイリと死んだイリの父、グリフィスの古い友人という男も出て来て、グリフィスとはどういった関係だったのか気になる。

2016/02/14

[北白川にゃんこ]

真実が近づく…？

2024/06/07

[in medio tutissimus ibis.]

展開が悪い意味で速い。もっと虫の脅威を煽るエピソードとか、親しくなった人が虫になったから殺さなきゃ展開とか、……こう、いろいろやるべきだったんじゃないかな！　虫が元人間なのは最初から分かり切ってる事なので、虫人間の衝撃が薄い。もっと、「虫は元人間だけど、もう人間じゃないんだな……」感を強くかもし出さないと単なる変わったサイコさんでしかないよ！　あるいは逆に、虫＝元人間を世間的には隠してる事にするとかさ。この世界観の割に、人間の間だけで話が進んでるのも物足りない感じ。もっと、こう、虫ヤバイ！　って感じをね？

2016/02/14

[かなっち]

虫化したけど、人間の心を失わないタイプもあるんですね！その狂暴性（？）は、もう人間ではなさそうですが…。で、俄然面白さが増したのですが、絵があまり好みではないのが残念です。もっとヒロインは可愛くて、もっとヒーローはカッコイイのが好きなんです…。

2021/10/21

[ただの猫好き]

おすすめ度５。ヒロインがこの巻でフラグがたつ。（色々）手を出すと犯罪臭がするのは絵柄ゆえか

2022/10/23