アニメタ！（２）

著者名：花村ヤソ【著】

講談社（2016/05発売）

• ISBN：9784063886030

内容説明

かつて空っぽだった自分に、夢中になることを教えてくれたアニメに携わるため、19歳でアニメーターの門を叩いた真田幸（さなだみゆき）。自分の描いた絵が動くのを見ると、楽しい!!　でも、絵がなかなか上達せず、九条（くじょう）監督や師匠の富士（ふじ）さんに怒られてばかりで、ツラい……。でもやっぱり、命を削ってでも、私はアニメを作りたいんだ!!　リアルに精緻に描かれた、スポコン・アニメーター物語!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くりり]

ブラック業界にどっぷり浸かってる九条監督の甘い罠、紫の付箋、ついつい応援したくなる。

2018/03/18

[wata]

ブラックすぎる業界(^^;とてもやる気があって、目にかけてもらっても、体もメンタルもついていかないとズタズタになりそう！それでも生き残れる人達は、やっぱり凄いんだと思う

2018/03/16

[あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です！！(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)]

ん？(；￣Д￣）？結構凄いこと？(；￣Д￣）？！Σ（￣□￣;）

2018/03/28

[よっち]

３カ月連続で月500枚以上の動画を描く、同時に10日で1冊のクロッキー帳を埋めることを課された真田。ギリギリのところまで追い詰められる厳しい試練は期待の表れで、でもそれを乗り切れるかどうか。

2018/06/29

[allite510@Lamb & Wool]

３カ月連続で月500枚以上の動画を描く、同時に10日で1冊のクロッキー帳を埋める。私も絵を描くのは好きだったが、それがどれほど大変なことなのかはよくわからない。しかしわからなくとも、「空間を描ける原画マンは絶滅危惧種」であるとか、「水着回と温泉回はファンサービスもあるがアニメーターにとってもご褒美である」とか、実際に現場にいた人が描くディテールと空気感は読みごたえがある。画家の物語とかはよくあるけど、仕事で集団で絵を書く人達の物語というのもなかなか無いので面白い。

2017/12/31