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内容説明
2007年、京都大学の山中伸弥教授が、ヒトの細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作りだすことに成功した。安全性や倫理上の多くの問題を回避できるiPS細胞は、医療・製薬の研究にめざましい進歩をもたらした。14年には、iPS細胞をヒトに移植する手術が行われ、また、既存の薬が別の疾患にも効くことが判明するなど、臨床研究でも大きな成果を出している。iPS細胞が変える医療の未来に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかしー
50
挫折本。高校生物未履修の人(物理と化学選択)にとってトンチンカンな内容だった自身の力量不足を痛感した1冊… 著書の書き方や表現方法に関してはこれ以上ないほど、非常に分かりやすく説明されているのでそちらに関しては間違いないかと思います。 凄いことをやっていることは肌感覚では分かるが、生物学の基本用語(遺伝子や細胞発生や発現など分子生物学らへん)を最低限覚えていないとかなり厳しい。 まずは高校生物あたりから学び直してから再挑戦しよう。2025/02/19
佐島楓
41
gaccoで講義を受けたこともあり、最新の情報が知りたくて購入。ほぼすべての分野においてカバーしてあり、ES細胞以降の研究の経過がよくわかる。この分野における患者さんの関心は並々ならぬものだろう。課題は山積しているのは承知しているけれど、どうか病に苦しむ方々のためにもひとつひとつハードルをクリアしていっていただきたい。2015/06/21
かつお
11
皮膚の細胞に4つの遺伝子を導入することで、それは初期化され分化能をもつ細胞になる。iPS細胞はそのように作られたこと、特に大学院生の活躍によってできたことに感動した。また、iPS細胞の応用は、再生医療だけでなく病気のモデルにも用いられることを学んだ。患者の細胞を取り出して初期化後、分化させる。そうすると、患者の今後の病気がわかることは画期的だと思った。iPS細胞は時間の壁とお金の壁が問題である。将来解消されることを期待する2016/11/02
ちいちゃん
7
iPS細胞とその応用について幅広く紹介されていた。専門的な知識がなくてもそれなりに楽しく読めた。図書館の返却期限が来てしまったため難しいところは飛ばしてしまったので、また借りてもう少しじっくり読んでみたい。2016/05/07
読書実践家
7
マウスを使ったiPS細胞の様々な研究があり、人類の可能性を探る。2016/04/28
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