竹書房怪談文庫<br> 「超」怖い話 怪賊

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竹書房怪談文庫
「超」怖い話 怪賊

  • 著者名:久田樹生【著】
  • 価格 ¥691(本体¥629)
  • 竹書房(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784812448991

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内容説明

悪意が生みだした呪い、“怪”としか呼びようのない何か。それらは容赦なく全てを破壊し、根こそぎ奪っていく。平穏な暮らし、愛しい家族、時には未来をもいたずらに傷つけ、笑いながらももぎ取ってゆく。なぜ自分が――それは体験者の中で気が遠くなるほど繰り返された問いだろう。嘆きと言ってもいい。果たしてあなたはその問いに答えを見出すことができるだろうか。本書を読み、震え、いま一度考えてみていただきたい――。ある家に伝わる壊れた面をめぐる話「シメン」、隣家とのトラブルに始まる恐るべき怪「隣禍」、震災後の町で起きた怪を真摯に取材した「東北より」ほか、土を噛み泥を飲み込むがごとき暗鬱な恐怖譚を収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

16
実話怪談集だが、他のとは趣が変わって連作中編が主に収録されている。原因が分からずぽんっと不安や結果が現れるのはいいのだが、中編という形式のせいかどうも間延びがしている気がする。やはり階段は短ければ短いほど引き締まってくるよう思えるなあ。ただラストの「東北より」は実によかった。あれから一年を経てようやく怪談にできるようになったか。2012/05/05

王天上

6
長編中心なのだが、怖いというより人間の嫌な部分を描いた描写が多く疲れた。比較的早めに切り上げてくれた「廃墟巡り」がよかったな。2015/09/11

澤水月

5
心に沁みる悪意ある中編がたまらなく厭な感じ。細かい話を連ねたラストの「東北より」が圧巻。2012/04/29

☆kubo

4
じわじわくる怖さはあるんですが、それだけで、結局最後がそのままって感じ。「シメン」も何故15才までなんにもなかったのに急に?とか色々突っ込みたくなる。まあ、実話?だからしょうがないのか。2012/09/27

ラルル

3
うーん、悪くは無いんですが…。読後「うぬぬ!」となる話が無かったです。つまらないという訳では無いんですがインパクトもあまり無く、なんとなく読んでるうちに読み終わってしまいました。次回作に期待。2012/05/14

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