岩波ジュニア新書<br> AKB48,被災地へ行く

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岩波ジュニア新書
AKB48,被災地へ行く

  • 著者名:石原真
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 岩波書店(2016/05発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005008162

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内容説明

「アイドルとして自分たちの出来ることをやろう!」.AKB48グループの被災地訪問活動は2011年5月から現在まで,毎月1回,一度も欠かすことなく続けられている.即席のステージで行われるミニライブや握手会に参加したメンバーの数はのべ450人以上….彼女達はそこで何を感じたのか? アイドルの知られざる活動の記録.[カラー写真多数]

目次

目  次
   まえがき私は、誰かのために、何かできることがあるだろうか?

 とにかく行ってみよう。何か役に立てることがあるかもしれない第1回・岩手県大槌町、山田町

 シロツメクサ第2回・岩手県宮古市田老地区

 雄勝中学校のタイヤ太鼓第6回・宮城県石巻市

 岩田華怜のこと第7回・岩手県陸前高田市

 AKB48の3月11日

 AKB48の3月11日 チーム8編

 最初のチャリティイベント

 ステージトラック参上!

 被災地訪問の一日

 あの時のパトカーに感謝です

 雨の中の前田敦子第7回・岩手県陸前高田市

 初めてのクリスマス会第8回・福島県南相馬市

 HKT48メンバーの参加第10回・宮城県塩竈市

 板野友美の一言、岩田華怜の涙、宮脇咲良の感想第11回・宮城県名取市

 新曲を次々と第11回・宮城県名取市、第12回・岩手県釜石市

 大雨の中のチームK魂第14回・岩手県大船渡市

 被災地を走る30台のAKBus

 目撃した最大量の瓦礫の山に愕然第21回、第46回・宮城県七ヶ浜町

 東北グルメを楽しむ第24回・福島県二本松市(浪江町)、第28回・会津若松市(大熊町)

 三陸鉄道訪問記第25回・岩手県宮古市、第36回・釜石駅→盛駅

 走れ!ペンギン第26回・宮城県松島町

 AKB48、島おとめになるの巻第31回、第38回・宮城県気仙沼大島

 被災地訪問の危機第34回・岩手県大船渡市、陸前高田市

 山田町のこと。ジオラマのこと

 わかにゃんとジオラマと四つ葉のクローバー第29回・岩手県山田町

 握手会襲撃事件と被災地訪問の継続第38回・岩手県山田町

 峯岸みなみと手をつないで歩く子どもたちの謎の写真第43回・宮城県山元町

 東北以外の被災地訪問(その1)第42回・新潟県小千谷市

 東北以外の被災地訪問(その2)第45回・兵庫県神戸市

 色々な場所でライブをやりました

 感動の母校に第48回・福島県広野町

 被災地ライブにはのべ469人が参加

 被災地ライブでの鉄板曲

 3月11日をどう過ごすのか?

 一枚の地図
   あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんくまそ

12
また3月11日が巡ってくる。何もしなかったおじさんは恥じ入るばかりである。芸能界の人は不特定の人たちに愛されることで食べてきた。だから歌手やスポーツ選手にとって不特定の人たちの運命は他人事ではないのだ。少なくとも彼女たちは避難所の子供たちに笑顔を取り戻させている。こんなことはあなたたちが来てくれるまでなかったことでしたとミニライブ後に言われた松井珠理奈が泣き出したのを動画で見た。この本は秋元康から託されたテレビ屋さんが、淡々と彼女たちと自分たちスタッフの試行錯誤を含めた活動を書いたものである。2017/02/15

読書実践家

9
AKB48が被災地に来ることで元気をもらった人たちがいたに違いない。社会的影響力があるアイドルが被災地の現状を知り、活動に活かしていくことで、日本全体がもっと被災地支援の配慮をしていけるようになると思った。2016/04/10

もくもく

8
AKB48グループが2011年から取り組んでいる東日本大震災被災地訪問の記録です。ジュニア向けの新書ですが、書店で見かけて立ち読みをして、結局買ってしまいました。 少人数のメンバーとスタッフが交代で被災地へ出かけミニライブを行っている(そして今現在もそれを続けている)という、ワタシが全く知らなかった事実に驚き、トップアイドルグループの彼女たちの行動と、メンバーが口を揃えて言うという「元気づけようと思って行っているのに、いつも私たちの方が元気づけられてしまいます」という言葉に、素直に感動を覚えました。2016/06/12

ヘビメタおやじ

8
東日本大震災は、大きな出来事過ぎて感覚的に捉えきれないところがあります。しかし、この本のように限定された視線で眺めると却ってリアルに感じることができます。被災地の惨状と復興の様子が、はっきり伝わってきます。そして、4年間続けてきた彼女たちとスタッフに、自分たちの身の丈にあったことを続けることの力を感じました。売名とか自己満足という批判もあったということですが、動機はどうあれ、正しいことを正しく続けることは正しいのだと言いたいです。ますます応援したくなりました。2015/11/26

ふう

6
読書の薦めを書くために読んだ本。素直に感動。13、14歳のメンバーが、真剣に向き合って綴った言葉がいい。初回からこの夏の第52回の被災地訪問まですべてに同行した著者の、AKBとしてどう支援に関わるか、体験を通して考えたことが自然体で伝わってくる。2015/11/08

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