内容説明
日陰の令嬢に求婚した、難攻不落の伯爵の思惑――
フェリシティは良家に生まれながらも、一生結婚せずに世のために身を尽くすつもりでいた。華やかな母や姉と違い“見劣りする娘”と囁かれる彼女は、母たちのように愛に溺れ、愛に裏切られる人生を望んでいなかった。ところが母が再婚し、義父にいじめられる日々が始まると、彼女は家を出たい一心でやむなくお見合いをしたいと願い出る。持ち上がった縁談の相手は、スタントン伯爵リチャード――社交界随一の花婿候補で、フェリシティが心密かに慕っていた男性。跡継ぎをもうけるための便宜結婚を望む伯爵に、彼女の心は揺れた。私はきっと彼を愛してしまう……決して、愛されるわけもないのに。
■切なくも衝撃的な展開で読み手を魅了するジャニス・プレストンの日本デビュー作をお贈りします。良家の令嬢でありながら、誰にも見向きもされない壁の花のフェリシティは、愛されない妻になることに怯え、愛しの伯爵との縁談を断る決意を固めますが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キッチンタイマー
4
作者の初期作品だそうで。全体的な印象はハーレのテンプレ、イケメン夫と自信のない妻、でもこの厚さがあると逃げて追われて説得、では枚数が稼げない。必然的に自分で自分を支えないとね、そういう意味では成長物語とも。変なセリフ回しとか意味不明な当て馬的従兄弟とかはハーレの癖が抜けてないかなと思う。ヒロインがヒロインなりの不思議な行動があるけどまあなんか思いつめてたんだろう。そんなにガチガチの女じゃないし。ざっくり読んでもそんなに不快じゃないですね。2016/05/03
あき
2
安定のヒストリカル。好きな内容2016/06/10
くまた
1
結構面白かった。寛容で優しいヒロインだけど臆病過ぎてヒーローを傷つけていることに気付いていない。現実にもありがちなすれ違い話で楽しめた。母親の自己中ぶりがおいおいって感じだけど、お陰で親がそうなら主人公の自己保身や母親のひどい扱いも許してしまう心理も凄く納得できるし、仕方ないなと思えた。ハリエットが好きだったのでエピローグで全く出てこないのが残念。友情が復活してると嬉しいけど。2017/04/21
Mei♪
1
漫画で先に読んでたかも?他の壁の花の物語と違わない自信なげなヒロイン。結婚して自信を取り戻して、綺麗になって行くヒロインは、素晴らしいし、素敵だけど、この母親は許せない。私も娘を持つ母親だけど、ここまで自己中で浅はかな母親なら、私は要らないかな。とにかくこの母親には、最後までイライラさせられっぱなし。面白かったけど、イライラな話でした。2016/12/13
なこ
1
★★★☆☆2016/05/03




