メイクアップ デイズ

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メイクアップ デイズ

  • 著者名:椰月美智子【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 講談社(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062933674

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内容説明

化粧品メーカーの研究部に勤める秋山箱理、27歳。箱理の祖母は常に真白な化粧をしており、素顔は誰も見たことがないため、「妖怪シロシロクビハダ」と言われている。ある日、弟が婚約者を連れてくるが、祖母だけは猛反対! それをめぐり、祖母の“白塗り顔”の秘密がついに解き明かされる! 登場人物のドラマを温かく、切なく描きながら、女心と化粧の切ってもきれない関係を鮮やかに描く成長物語。*『シロシロクビハダ』改題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aoringo

71
顔を真っ白に塗った「シロシロクビハダ」の祖母が、孫の車椅子の婚約者との結婚に反対する理由が分かってジーンとした。そういうことだったんだ。本人は否定するだろうけど、可愛いなと思いました。これからは10分早く起きて丁寧にメイクをしてみようかな。2019/11/08

papako

68
気になっていて。よかった!コミュ障のハコリのお仕事小説でもあり、家族の物語でもあり、恋愛小説でもある。ハコリと登場人物たちの関わり方がいい。そして女性と化粧という視点はいいなぁと思った。自分は眉毛がしっかりあるので化粧してもしなくても大丈夫だったせいで化粧がうまくない。今からでもお化粧がんばりたくなりました。化粧品、買いに行こうかしら。2016/12/30

takaC

66
改題の意味と理由は良く分からなかった。元の題名の方がいいじゃん。ていうか「白く美肌」のフレーズって前からあったっけ?自分が記憶していなかっただけ?2017/02/16

ワニニ

63
最初、何の話かどんな話か掴めず困惑。しかし、読了すれば納得。希望溢れ、きゅんとしつつも心温まる話だったことにびっくり。お化粧は、する・しないから始まって、どんな風にするか、何処に重点を置くか、その人の目指すものや心がわかる、大袈裟かもしれないけれど、自分にとって大事な表現の場なのだ。そして、とにかく箱理が処方した「moon walk」が欲しい。えっ?20~30代前半のOL向けだって?良いの!一度つけてみたいの!ただ、話を盛り込み過ぎなのとファンタジー色(?)強いのは、混乱する。それから、その後も知りたい。2016/05/01

えりこんぐ

49
なんだか不思議な読み心地だった。主人公は化粧品会社の研究部で働く箱理。真面目で天然ちゃんな彼女の成長がみられるお仕事小説でもあり、白塗りの祖母と孫たちを中心とした家族小説だし、なぜか箱理の肩に乗ってるタコリちゃん。ちょいファンタジー? 登場人物たちが皆個性的で楽しく読めた♪ ヨシエさんの白塗りにはそんな思いがあったのね。。メイクにかける女性たちの思いも人それぞれ。最近手抜きがちだから、たまにはしっかりメイクしてみようかな(*'ω'*)2016/10/27

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