内容説明
ガソリンに溶ける新種の覚醒剤0822。その密売ルートを追う愛崎署の宇崎の周囲で、情報漏洩の疑いや容疑者の死など不可解な出来事が次々と起こり出す。一方で家庭より仕事を優先する毎日から彼と妻の関係はいつしか冷え切っていた。正義感と墜ちる快楽との狭間で男が行き着く先は……警察小説の衝撃作。
目次
荒漠
第一章 コンバットゾーン
第二章 取調室
第三章 虫けら
第四章 監視対象
第五章 街が飼う犬
第六章 左手のニューナンブ
犬の日 ──Every dog has his days.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タナー
21
鳴海さんの作品も、これまた久しぶり。ガソリンに溶ける新種覚醒剤"0822"の密売ルートを追う、愛崎署生活安全課銃器薬物対策係係長・宇崎。その周囲で起こる情報漏洩や容疑者の死、そして同僚の自殺...。ノワール色濃厚な警察小説。自分的には好きなジャンルだ。他の鳴海作品も、読んでみたくなった。2025/06/09
Dai(ダイ)
13
鳴海章の作品では、やはり航空機を扱ったものが好きだな。ゼロシリーズは特に良かった。警察ものは他にすぐれた作家が多いので、余程の傑作でなければ面白かったとは言えないかも。A級になり損ねたな、という感じ。主人公が同世代なのに感情移入が出来なかったことが大きいか。2012/12/01
あや
9
雰囲気はゴリゴリの警察小説って感じでした。今風の若い刑事とか女性刑事が出てくることもなく、金と女とで堕ちていく刑事の話。楽しめました。2013/09/27
カープ坊や
5
金と女と薬で堕落していく警官 ベタな展開なれど面白く読了! ただ赤ん坊までは、........! 2013/10/04
qsan
4
一筋に仕事に励んできた警察官。そのために妻は家を出ていく結果に。その宇崎が任務に忠実に取り組んでいくことで、向こう側に堕ちていく。そこには公安や監察部からの潜入捜査員等々が絡んできて・・・、警察の暗部をさらけ出したシリアスなミステリーで読み応えありです。2016/07/30
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