出版社内容情報
2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の最良の手引き!
物語が女の人生を照らし、男たちの政治をも動かす――。
宮廷を中心に文学が花開いた平安時代。
壮大な人間ドラマである『源氏物語』はいかにして書かれ、どう読まれたか?
セクシュアリティと権力の観点から平安文学を読み解いてきた日本文学研究者が、紫式部と同時代を生きた男たちの実像を通してその歴史を描き出す。
〈目次〉
はじめに 紫式部はなぜ『源氏物語』を書いたのか
第1章 『源氏物語』の時代
第2章 摂関政治下の色好みの力
第3章 すべては『蜻蛉日記』からはじまった
第4章 女の物語の系譜
第5章 呪いと祈祷と運命と
第6章 女房たちの文化資本
第7章 『源氏物語』はどう読まれたか
第8章 女が歴史を書いた
おわりに
内容説明
宮廷を中心に文学が花開いた平安時代。『源氏物語』はいかに書かれ、どう読まれたのか。“セクシュアリティと権力”の観点から平安文学を読み解いてきた著者が、紫式部と同時代を生きた男たちの実像を通してその歴史を描き出す。
目次
第1章 『源氏物語』の時代
第2章 摂関政治下の色好みの力
第3章 すべては『蜻蛉日記』からはじまった
第4章 女の物語の系譜
第5章 呪いと祈祷と運命と
第6章 女房たちの文化資本
第7章 『源氏物語』はどう読まれたか
第8章 女が歴史を書く
著者等紹介
木村朗子[キムラサエコ]
日本文学研究者、津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科教授。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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