健康ライブラリーイラスト版<br> 吃音のことがよくわかる本

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健康ライブラリーイラスト版
吃音のことがよくわかる本

  • 著者名:菊池良和【監】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2016/05発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062597982

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内容説明

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2~4歳の子どもの約5%に発症するという吃音。言葉の頭の音のくり返し、引き伸ばしのほか、言葉につまるのも吃音の症状です。吃音に関する最新の知識は、かつての常識とは大きく変わっています。正しい知識を知ることで不安や悩みは解消されます。本書では原因、現れ方、家庭・学校での対応を徹底解説。吃音に悩まされていたことから医師となった吃音ドクターとして知られる菊池良和先生のアドバイスが満載の書です。

目次

【まえがき】
【理解度チェック】ご存知ですか? 吃音についての最新知識
1 どうしよう! 子どもの気がかりな話し方
2 これからどうなる? 子どもの吃音
3 聞き手の変化が吃音の悩みを減らす
4 リスクを踏まえて子どもを守る
5 吃音のある子自身ができること

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

12
図解で分かりやすいです。著者自身に吃音があったため、吃音の子どもにも、親にも、とても優しい内容になっています。吃音の程度よりも中身に気をかけてあげること、どもってもいいと思えること(本人も聞き手も)、を意識したいと思いました。今はまだあまり困っていないですが、今後の調子の変化や環境の変化によっては、また読み直したいです。2017/03/04

Tanaka

5
身近な人にはいないけど、吃音とは何か気になったので知る意味で読破。「ゆっくりしゃべって」とか先取りとかは厳禁で、話してもらいつつ、相手を褒めていく。。。なかなか難しそう 2021/09/03

いのふみ

5
確かに、わずかながらでも昔より研究は進み、常識も変わっている。周囲の理解と支援がどれほど当てになるのかは怪しいようにも思うが、恐れるあまり、話す機会やコミュニケーション自体からから逃れる「回避」はいけないのだと、私の勘違いにも気づかされた。また、社会に割合根強い「必ず絶対直すべき」なのではなく、「付き合っていくもの」という考えや、「『話したい』意欲をなくさせない、育てる」のはとても素晴らしいと思った。2018/07/26

りんふぁ

4
発達性言語障害の一つが吃音。また発達性言語障害は発達障害者支援法の対象。イラストと事例つきでわかりやすい。あ、これ良くない対応だったか!というのもあり、勉強になる。2016/02/21

ryo4016

3
解り易く書かれているが、主に小学生以下の子供への対応について書かれている。発症しても、殆どが幼少期に治るとの事なので当然か?何も知らず読んだが、正しい理解が少しは得られたように思う。幼少期に治らなかった場合、完全に良くなることは難しく、直そうとせず、上手く付き合っていくことが大切だと書かれており、治す方法が解っていない事にショックを受けた。近親のものが、これに悩んでおり、不憫でならない。2020/03/14

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