シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき

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シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき

  • ISBN:9784140816974

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内容説明

未来学者として技術的特異点の到来をいち早く予見し、人工知能(AI)の世界的権威として現在はGoogle社でAI開発の先頭に立つレイ・カーツワイル。彼が世界に衝撃を与えた名著『ポスト・ヒューマン誕生(電子書籍版・シンギュラリティは近い) 』(2007年小社刊)のエッセンスが一冊に! AIが人類の知性を上回り、私たちは生物の限界を超えてついにシンギュラリティへと到達する──。

[内容]
第一章  六つのエポック
第二章  テクノロジー進化の理論
第三章  人間の脳のコンピューティング能力を実現する
第四章  人間の知能のソフトウェアを実現する
第五章  衝撃……
第六章  わたしは技術的特異点論者だ
エピローグ
◎編集部より~[エッセンス版]あとがきに代えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

314
最近出た本なのかなと思ったらえらく古い本で驚いた。確かにどんどんAIが入ってくるよなぁ。どこの世界でも。しかしシンギュラリティに関しては悲観的。そこまで怖い社会になるかなぁと思った。2017/05/26

5 よういち

96
サブタイトルは「人類が生命を超越するとき」。本書には夢ほど夢ではない現実見込みの世界が描かれている。凄い話しである。◆テクノロジーの発展で、人間は後戻りできなくなる。人間はやがて体と脳が抱える限界を超え、そもそもの運命を超えた命を手に入れられる。/脳のリバースエンジニアリング(脳の内部を覗いてシミュレートする)。/ナノボットが脳内に入り込み、脳を内部からスキャンできるようになる。ナノボットが病原体を破壊し、人は老化しなくなる。/自力運動性ナノボットにより心臓が不要に/長生きする私は私なのか?2020/02/27

『よ♪』

67
『ポスト・ヒューマン誕生(カーツワイル著)』の要約。お勧めは原著。ヒトの進化”電脳化”をヒトversion2.0(都知事の政策みたい)と呼ぶ。更に進化、ヒトが身体を捨て広大なネット上に”脳”をソフトウェアとして”解放”した状態をヒトversion3.0と呼ぶ。──”on-line”について余談。"攻殻機動隊"の世界ではヒト2.0である主人公らは字通りケーブルをつなぐ。既に世の中、wi-fiだの5Gだのと言ってるのに有線?「エルメスのララァは無線なのにジオングのシャア大佐は有線」みたいなもんじゃないかっ?!2020/07/12

パトラッシュ

59
『鉄腕アトム』で天馬博士はロボットを働かせて人間が報酬を受け取る世界を目指していた。そんな世界がロボットではなくAIにより25年後に実現すると聞けば冗談と思うかもしれないが、スマホを全く使わず生きていけるかと問われて自信をもってイエスと答えられる現代人は少ないのでは。iPhone誕生から13年後の今ですらそうなのだから、技術革新が加速して便利さが増し人類の知性を上回るAIが誕生するシンギュラリティ(技術的特異点)を喜んで迎えるのではないか。AIが政治を指導するSF的世界などは来ないと断言できないのが怖い。2020/08/08

ミライ

41
GoogleでAI開発に携わっているレイ・カーツワイルによる著書。レイの著書「ポスト・ヒューマン誕生」からエッセンスを抜き出した書籍となる(要点は押さえられているので、内容が薄いわけではない)。未来予測的内容で、テクノロジーは指数関数的に増強され、2045年に人類はシンギュラリティ(技術的特異点)に到達すると筆者は予測する、内容濃い部分も多いが基本読みやすいです。2019/03/27

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