内容説明
誰もが学校の英語の授業で、最初に習った覚えのある「5文型」のキホン。ところが、今日の英語教育で「5文型」を採用しているのは世界中で日本だけと聞いたら驚くだろうか? (海外では「7文型」「8文型」の考え方が主流である)。実は、英文法にはさまざまな理論があり、日本の学校英語はその1つにすぎないのだ。本書は、最新の英文法理論をふまえつつ、教科書の“丸暗記”では理解できない「英語のしくみ」を5日間で完全マスターする。「英語には未来形という時制がない」「aは新情報、theは旧情報の目印である」「日本語は助詞、英語は単語を並べる順番が『文の意味』を決定づける」「theは、もともとthat『それ』を弱めた形」など、学校英語とは少し違った角度から、自然かつ本当に実用的な英語のルールを解説。「なるほど、そういうことだったのか!」と新たな発見と気づきで、あなたの“英語感覚”が一変すること間違いなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ががが
4
学校で習う英文法はいくつもある体系のなかのひとつに過ぎない。本書は最新の理論を取り入れながら、英文法を掘り下げる。丸暗記してきたものを一度解体して、理屈を通していく。覚えるしかなかったことに論理的説明が与えられ、まさに「目から鱗が落ちる」。時制や文型のところで高校の時に疑問だったところが解説されていて何度もそうかと膝に手をついた。とっても刺激的な一冊だが、言語学の術語や一部生成文法の用語も出てくるので大学で英語学を専攻している人とか、英語教師のような人でないと本書を楽しんで読むことはできないかもしれない。2017/03/08
hryk
3
評判に違わず面白かった。もちろんすべてを理解しきったわけではないけれど、旧情報が先で新情報が後であること、「to 不定詞」が未来志向であること、時制は過去と現在しかないこと、ゼロ時制など、なるほど感があった。折に触れて読み返してなるほど感を増やしたい。2018/05/26
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
2
【大学受験シリーズ】「完全マスター」はしないけど、学校で習った英語の全体像は整理できるので、体系化されてステキ。勉強になった。2019/06/06
メイン・フィクション
0
表紙とタイトルで損している本との評価が多かったので期待して読んでみたら、言語学的に怪しい記述、よくわからない造語、用語やスタンスの統一性のなさが目立ったけど、その割に為になった感もあるというよくわからない読後感。「こういう表紙とタイトルの本」にしては悪くはなかったけどこの本を読むより素直に参考文献(『一億人の英文法』、「謎解きの英文法」シリーズ、『現代英文法講義』、『英文法解説』、『Practical English Usage』等)を読んだ方がよさそう。2022/04/01
Seita
0
タイトルがチャチだしPHP文庫だからといって敬遠しそうだが、最新の英文法理論の見地から英文法を捉えていく誠実な本。5日間では読めず、頭から通読できたのは44(全123)までであとは拾い読み。納得のいく説明でいい本。…なのだが、大西・マクベイ『ネーティブスピーカーの前置詞』や西村『解説がくわしい フランス文法問題集』などの文法書で「おお」となったようには、ならなかった。2018/12/30




