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内容説明
冬のある日、夏己が死んだ──ひろむは15年前、彼と出会った日のことを思い出す…。24歳で逝った友とのかけがえのない日々を回想する感動作『僕から君へ』他、少年たちの美しく懐かしい田舎での日々を描いた『東京少年物語』、ほろ苦い青春ストーリー『がんばってや』を収録!(『東京少年物語』『がんばってや』はコミックス「東京少年物語」にも収録されています。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
45
これは、泣けた・・・!表題にもなっている「僕から君へ」は、涙がポロポロと流れてしまった。。。特に、ポエムの部分は、シンプルな言葉ばかりなのに、すごく心に響いてきて、ダイレクトに想いが伝わってきた・・・!切なくて、悲しくて、寂しいけれど、温かくて、素敵な話だった☆「東京少年物語」も、テーマとしては馴染みがあるけれど、描き方が絶妙で、うまい・・・!鷹のお母さんが亡くなって、鷹が独りで森を彷徨い、想いが溢れそうになっている場面は、ウルウルきた・・・(涙 この話も、最後の挿絵が印象的☆2012/06/14
あさひ
5
1個目が泣けた。羅川さんの本は感情を揺さぶる。2019/12/23
愛
5
表題作だけ未読だった。この作者は泣かせるのがうまいと思う。ひろむの回想で話が進むのだけど、夏己の視点も知りたかった。でもそれは漫画にすると野暮というか、蛇足になっちゃうのかもしれないけど。2014/12/18
ムック
4
表題作の「僕から君へ」。リアルタイムで読んでいた学生のときよりも、この歳になって再読した今回のほうが、より胸に染み入るものがあった。改めてこの作者の素晴らしさを感じた一冊だった。2010/05/23
NANA
3
短編3本収録。再読。遠くに故郷がある人にとっては、さらに思い入れが強くなると思える作品ばかり。3作とも、ほろほろと涙を流してしまった。特に表題作では、友達へ送る言葉が切なくて泣ける。名作はいつ読んでも名作だ。2017/02/26