内容説明
「ボクはこの先、どう転んでどんなやつになるか、自分でもわからないけれど、一生に一度、たまたま“みうら”という形態を借りた実験だと思っている」(本文より)
音楽、映画、エロ、仏像、友人、旅。今の自分を支えているのは、自分が関わったすべてのもの。自分は自分のことしかできない。ウマイもヘタもイイもワルイも、もう自分がすべて決めていい。心の平穏は世の平和につながる。みうらじゅん的PEACEが並んだ、胸熱くなるエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chantal(シャンタール)
77
前作「LOVE」に続いての「PEACE」。みうら大教祖が他人の評価や人からどう見られようと気にせず、じぶんが面白いと思うことをとことんやればいいじゃない!と思えるようになるまでの軌跡。相変わらずバカでエロな話がこれでもかと出て来るけれど、今回は見仏記や親孝行プレイの話なども出てきて、ついニヤニヤしてしまう。世の中、嫌なことは山ほどある。でも「それがいいんじゃない!」の精神で、「今、幸せだ」と思える生き方を!それがみうら教徒である、私の使命😃2019/09/06
さおり
36
Kindle Unlimitedで。1990年から2003年に書かれたエッセイをまとめたもの。「マイブーム」「ゆるキャラ」「いやげ物」「親孝行プレイ」などなど。それらの言葉がうみだされた頃のお話。我らがMJはぶれない男です。あ、MJとはもちろん、マイケル・ジャクソンではなく、松潤でもなく、みうらじゅん。「おならプープー族」というタイトルの文章があるのですけど、これ、以前「ワイドナショー」で松本さんも同じようなこと言ってたな。あのひとも当然、MJの影響受けてるもんね。2022/12/22
ツバメマン★こち亀読破中
22
’90〜’03に雑誌などに書かれたみうらじゅんのコラム集。たまたま手にとった雑誌で彼のコラムを読むと「くだらねー(笑)」で終わることが多いですが、1冊にまとまると、「他人の目ばかりを気にして、つまらない大人になってない?」って確認されている気がしてドキッとします。ゆるキャラ、仏像、シベ超…“笑い”を求めて自分を貫くみうらじゅんは、いつもPEACEFULで良いな。オススメ。2021/02/13
ふろんた
2
★★★2018/08/27
あはあみ
2
いまMJと仲良くしてる人との馴れ初めが結構分かって面白い。いまは「自分なくし」っていう道を開拓してるけど、この頃はまだアイデンティティとは何かを模索してる感じ。ロックの話が好き2011/06/21