内容説明
長年にわたる研究の結果生み出された生物有効物質「CCD‐17」を紹介するとともに、腫瘍細胞に対する驚くべき抑制効果、化学抗がん剤によって傷つけられた細胞を修復する抗副作用効果、免疫機能を高め自己治癒力を高める作用などを解説。
目次
1 副作用のないがん治療の可能性(克服できる副作用―新たながん治療の可能性;生物有効物質は副作用なき治療を可能にするか?)
2 研究報告 生物有効物質「CCD‐17」の効果(生物有効物質「CCD‐17」の開発と研究―発想の転換が生んだ新技術;CCD‐17物質の生体に対する安全性試験;CCD‐17物質の腫瘍細胞に対する増殖抑制効果試験;CCD‐17物質の移植腫瘍に対する抗腫瘍効果試験;CCD‐17物質の化学療法および放射線療法に対する弱毒化作用試験;CCD‐17物質の移植腫瘍に対する転移および腹水の抑制効果;最良の選択とは現代医学との併用でがんと闘う)
著者等紹介
瀬良駿一[セラシュンイチ]
1957年生まれ。94年、東京大学大学院博士課程にて農学博士号取得。薬物生態学、環境生物学など生命科学の分野での評価を確立する。現在、中国国立華東師範大学、中国雲南農業大学など客員教授を兼任。日本腫瘍生物薬科学会常任理事、マカオ薬剤師学会最高顧問、マカオ血液腫瘍医科学会名誉会長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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