内容説明
東京街角ヘンな人観察エッセイ。
大都会TOKYOで見かけた不思議な人々40人。怒っている人も、歌っている人も、み~んな同じ人間です。だから、ちょっぴりヘンな行動も優しく見守って!
うつ病体験を公開し、共感を呼んできた著者が、「あの人ってば、イッちゃってる?」と題して発表した40の短編。
温かい目で他人を見れば、都会は全然こわくない! 通勤や人混みに疲れた気持ちが少し軽くなる、そんな一冊です。
<小学館BOOKPEOPLE> http://bp.shogakukan.co.jp/ から生まれた本。
【ご注意】※この作品は一部カラーです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
21
新刊棚で見かけて。もっと軽い街で見かけた変わった方を紹介してるもんだと思い込んでました^^;イッチャッテル方を見ても、動じず理解すべくってのは、修行が必要だわ(>_<)車内アナウンスを大声で言ってる青年とか、歩きながら身振り大きく独り言のリクルート姿の女子とか、優しい眼差しはおくれませんでした。2016/06/04
C-biscuit
17
図書館でかりる。たまになぜ借りたかわからなくなる。貴重な時間を無駄にしているという考え方もあるが、最後まで読むようにしている。この本は日常に見かけるちょっと変わった行動をとる人に注目しており、それが病気なのかもしれないという部分も含めた内容。著者も精神病院に通っているので、そのあたりも詳しい。結局見て見ぬふりをしているオンパレードなので、日常、「今日変わったやつみたよ」という部分から抜け出せてないような本でもある。ただ、最後の「酒くれ」という話は、江戸っ子の話のようで、ちょっといい雰囲気なのは収穫である。2019/04/12
でんか
9
街角で見かけた、おや、と思う風景を切り取って2~3ページほどで描写したもの。もちろん見ている筆者自身の主観が入ってしまうので、本当のところがどうだったのかはわからないが。ネタになるような風景がそこここになるというのは興味深い。そうやってみると日常が面白いかもしれないと気づかせてくれた本。2018/01/19
六花
1
タイトルから、もっと暖かい目線のエッセイかと思っていたがそうでもなかったので心がピリピリしてしまった。つらい2018/02/22
だいきち
1
とても読みやすかった。簡潔に状況が表されていた。第三者目線で読んでるから、大して気持ちに波風は立たず、むしろ笑えるけど、これが目の前で起こったり自分にかかわってきたら、とても動揺して頭真っ白になっちゃうだろうなと思った。ビビってる時点で、無意識的に彼らを私は排除してるのかな。少なくとも、他人に迷惑をかけないように、群れに埋もれて生きて生きたいと思った。2016/09/27
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