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内容説明
「なぜ、あの人が?」なぜ多くの企業で「評価基準」が曖昧になっているのでしょうか。どうすれば給与が上がるのでしょうか。自分に期待されている役割は?自分には何ができ、何ができていないのか?この「気づき」が人を変え、会社をも大きく変えていきます。人事制度は、人を裁くためのものではありません。人を、育てるシステムなのです。11000人超の人事担当者から絶大な支持を得るコンサルタントが、今まで9割の会社が明かさなかった「絶対的な指標」を初公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
60
既に人事考課制度等に関わってきた人よりも、これから部下を人事評価する人。いつも自分の人事考課に不満を持っている人。これから人事評価される新社会人。といった人達に参考になるのではないでしょうか。どちらにしても万人が満足する人事評価というのは難しいですよね。あとコアレベルの人でもある年齢に達したら、あえてオペレーションレベルの仕事に割り切ってシフトする人も増えてきている。という記述に関しては、昨年還暦を迎え今後の働き方を考えている私には、共感を覚えました。⇒2018/05/17
Yuma Usui
34
会社を超えて、新人や課長、役員などクラス毎に求められる能力(コンピテンシー)を45に分類し解説している。プライベート重視、仕事とプライベート両立、仕事重視、など人生に何を求めるかでどの能力を伸ばすべきか整理されており参考になる。以下印象的だった箇所▼ 求められるマネジメント力は、課長クラスには目標「達成」、部長クラスには目標「設定」▼評価とは、良い点と足りない点を明らかにして気づきを与え、成長を促すこと▼人事制度というのは、「設計」よりも「運用」のほうが100倍大変です2020/12/04
sas
20
人事の「評価基準」の重要性が明快に理解できる本。あらゆる企業に共通する「評価基準」(45のコンピテンシー)があるという。働く側にとっては自分の目標や努力の方向性がつかめ、会社側も個人の成績が上がり業績も上がる。人事評価においては、絶対評価を基本にすべきだが、そもそも根幹となる「会社が社員に求めていること」が明確に示されていない状態では、どんな人事制度も機能しない。確固とした「人事ポリシー」が絶対に必要なのだ。評価の絶対的な要素は、評価される人=影響力のある人。影響力を高めることが昇給や昇進につながる。2016/11/23
ポタオ
17
とても勉強になった本だった。今の自分に必要な意識とか、心持ちとかが具体的に書かれていてわかりやすかった。書かれていることが人事の仕事のことだけじゃなかった。2016/08/24
おおた
10
1から10までこの通りには行かないけど、フォーマットとして優れている。あとはどこまで現場に落とし込めるか、ですね。言うは易く行うは難し。2020/03/17