竹書房怪談文庫<br> 「超」怖い話 Λ(ラムダ)

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竹書房怪談文庫
「超」怖い話 Λ(ラムダ)

  • 著者名:加藤一【著】
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 竹書房(2016/04発売)
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  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784812433676

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内容説明

1991年に産声をあげてから17年、版元と編集者を変えながらもしぶとく平成の世を生き続けてきた伝説の怪談シリーズ、「超」怖い話。本書で延べ22巻、積み重ねてきたとんでもない話は1000話を越え、累計100万部の大台に到達した。実話怪談という特殊なジャンルにおいて、これほどまでに多くの読者を得ることができたのはまさに奇跡としか言いようがない。その奇跡に何らかの魔力が作用しているとすれば、それは、収められた話がすべて実話だからではあるまいか。ここには本物が詰まっている。実在する霊が、魂が、恐怖が、成仏することなく蠢いている。そう、「超」怖い話は文字通り生きている、いや…生かされているのかもしれない。本に潜むナニモノかが、消えることを許さずここまできた。奴らの狙う獲物は勿論―読者の貴君であることはもはや言うまでもないであろう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

144
加藤一、久田樹生、松村進吉の三氏の実話怪談作品集で、唯一の難点は目次に誰が書いた作品かが記されていない事ですが秀作揃いで大満足でしたね。『墓石投げ』午後からの授業をサボって校舎裏の墓地に来た二人。先輩が煙草を咥え乍ら腰を据えた墓石は無縁仏っすよと注意するが、先輩は「お前、怖いんだろ?」と言って笑い何体もの墓石を放り投げて破壊する。直ちに逃げ出した彼は数日後病院に入院しバイク事故で両脚が使い物にならなくなった先輩に会い「謝って来てくれ」と頼まれる。怯えながら行くと何と何もなかったかの様に元通りだったという。2020/08/10

ヒロくま

24
ダンボール箱からこんにちは。編著様の個性が違ったバリーエーションで楽しめる。ショートな実話怪談。このシリーズ本って、こんなにたくさんあったんだと、表紙裏の題名の羅列にちょっと驚いた。家に有るのはごく一部だな。2017/05/04

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

4
箸休めの怪談集。こちらは全体的に怖さ控えめかな?怖い話と怖くはないが不思議な話が半々ぐらい。ちょっとグロテスクな話もあったな。2019/08/01

4
微妙な話もあったが全体的には面白かった。2015/02/20

ギタバリョー

3
シリーズ第十一巻。著者は第九巻の面子。物怪の話中心で進む前半、中盤地味ながら次巻でシリーズ降板する平山氏に捧げたかのようなラスト三話が相当強い。各話タイトルの付け方もセンスがよい。「狩猟」悪い河童。人も攫う。「俺にだけ見えない!(その二)」心霊フィルタ。非表示。「実力行使」幽霊より残業が怖い夜。「チヌ釣り」おなじみ青鬼グロ。書いたのは松村氏だろうか。「照らされて」浮かぶ女。不可解。「置換」「衰弱」マクロ視点では山の話。それ以外は謎。「毀ス」「墓石投げ」「被験者と観測者」因業罰当たり三題。誠実に暮らしたい。2018/05/06

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