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内容説明
おばあちゃまのように、完璧になるはずのわたし。まじめでおひとよしで、ちょっとたよりないけど、やさしい夫を持ったはずのわたし。たいがい性格悪い……わたし。そういうわたしであるために、わたしは主婦の道をゆく――。身内や世間さまに翻弄されながら、逆流の中を生きていく人々を赤裸々に描いた、イシデ電の夫婦オムニバスストーリー、これにて完結の第2巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スウ
7
主婦という響きのつまらなさを覆す、縦横無尽な奥行きのあるドラマの数々だった。1巻でのあれらは奇をてらったブラックユーモアじゃなくてこういう生育歴や過去があってのことか、と分かってくる。感動というより部屋の隅をじっと見つめてしまうような、誰かの闇を見せつけられている感じ。打ち切りは残念でもっと読みたかったけど、エピソードを広げ過ぎだったのかなー。どれかに絞って続編出てほしい。もしかして最後は全て1つに集約される話だったのかな実は。2016/05/18
風斗碧
3
はー、面白かった。「主婦」という大雑把なくくりだけでこの短編のバラエティの豊かなこと。 隣を歩いている他人が、実は思わぬ所で確実にその人の世界と手をつないでいる。世知辛いし、シビアだし、のんびりお気楽という訳にはちっとも行かないが、それでもやっぱり人との繋がりの中に幸せって在るんだなあ、と思わせる面白さだった。連載でよりまとめて読んだ方が面白かった。欲を言うならば、あとがきに描かれていた様な、それぞれの主婦達のその後を、もっと読みたかったなア。2016/04/27
春木
2
完結なのが残念だ…。シュフールさんの話、もっと読みたかったなぁ。2016/05/04
キナコ
1
打ち切りかなぁ…登場人物増えてサイドストーリー発展しそうで面白くなってきてたのに…残念無念。2016/05/05
ナナシ
0
打ち切り⁈あの強烈な風貌のねぐせの事が何も書いてないけれど⁈それは置いといて、仲の悪い元夫婦が「友達になれそう？」「全然 まだまだ大嫌いだもん」のやりとりが洒脱に思えて楽しかった。夫婦の決め手ってなんだろうね。2018/10/06
