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内容説明
「わたしは、生きるんだ…!」死罪が告げられた大罪人カメリアに国王からある取り引きが持ちかけられる。それは、絶滅したと言われる竜の仔の護衛だった。できれば放免、できなければ死罪。だが、カメリアの身体にはある秘密が……。泣き虫の大罪人と竜の仔の壮大な旅が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
208
2巻まで読了。絶滅したはずの竜の子どもと旅を続ける女剣士を主人公にした異世界ファンタジー。しかし彼女、腕は立つのだが、感覚が強すぎるのか、戦って相手を傷つけるといつも涙が出てきてしまうので、基本的にバトルシーンはつねに泣いているという、ありそうでなかった異色のキャラクター。旅の仲間が加わったりするが、それぞれの人物にいろいろ思惑がありそう。王道ファンタジーの世界観に適度なオリジナリティをまぶしつつ、テンポよく進んでいく物語が心地よい。これは引き続き、読んでいきたい作品。2017/04/22
しましまこ
14
元近衛兵と竜の子の旅の物語。護衛の身でありながら姫を見捨て逃亡し死罪を告げられたカメリア。竜の護衛として旅を完遂すれば免罪、と言われ旅立つも道中は敵だらけ...桁外れに強いが剣をふるいながら大泣きのカメリアとビミョーな可愛さの子竜。次巻も買い。2016/07/06
Yasuko Yamamoto
5
斬った相手の痛みが分かってしまう女騎士と、竜の生き残り。亡命するために遠い異国への旅することのなった二人。 竜の心臓とかを狙って人や獣人、怪異から襲われる二人。 無事に生き残れるかどうか。2016/03/26
Yasuko Yamamoto
4
竜の信仰2016/10/16
ひーたろー
4
私は生きるんだ…! という強い意志の元に戦う女の子。自分が斬った相手の痛みを感じとり涙を流しながら。一緒に旅をする竜の仔も可愛いです。苺を嬉しそうに食べる姿とか。どうなっていくのか続きも楽しみ。2016/03/22