内容説明
朝日新聞国際面で連載された「ゲバラの実像」の書籍化。ゲバラの最期を知る元CIA工作員の証言や、家族・友人など、ゲバラと関係の深い当事者たちの証言から、伝説の革命家の人物像を掘り起こす。ゲバラが今も世界の人々を惹きつける理由とは……。新たなゲバラ像が見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ASnowyHeron
28
ゲバラはテロリストなのか? 革命家とは? この本を読んでゲバラの人柄がわかったとは言い難いが、ゲバラを知っている人の話は貴重だ。恥ずかしながら、ゲバラが来日したことがあったのも初めて知った。『モーターサイクル・ダイアリーズ』も観てみたい。2016/07/06
三枝
4
サブタイトルのとおりゲバラ最期のときに、実際にその場に居合わせた人物達のインタビュー。これがこの本の肝なのかな。裁判にもかけられず処刑された経緯が書かれている。名誉よりも理想を追い求めた男。現在でも、その志は生き続けている。私は、ゲバラを扱った映画を何本か見たことはあったが、著作を読んだことがなかった。今も人々を惹きつけるなにかを、もっと知りたい。2016/06/14
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0
地位や名誉にとらわれず、家族と離れてまでも自分の信念に生きた偉大な人物であった。その生き様は現代においても多くの人に影響を与えている。2017/04/01
mokutan
0
ゲバラって、革命家なんだよね。というざっくりとしか知らない状態で読んだので色々学べました。アルゼンチン人で、医者で、全ての人に無償で医療を、という理想を抱いていた人だったとは、恥ずかしながら知りませんでした。他の書籍で、もう少し学んでみたいです。 2020/10/10