ちくまプリマー新書<br> 写真のなかの「わたし」 ──ポートレイトの歴史を読む

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ちくまプリマー新書
写真のなかの「わたし」 ──ポートレイトの歴史を読む

  • 著者名:鳥原学【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 筑摩書房(2016/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480689559

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内容説明

携帯電話やスマートフォンで、誰もが気軽に撮影する。撮った写真を人に送ったり、SNSで広めたりもする。いちばん多く撮るのが、ポートレイト写真。なぜみんな撮りたがる? それにはどんな意味がある? 写真の誕生からプリクラ、自撮りまで。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kei-zu

22
写真に写るイメージに、人は何を見てきたのか。何を込めようとしてきたのか。戦後の西欧への憧れから雑誌の読者モデル、プリクラ、コスプレに至るまでの時代の流れと被写体の意識の変化も興味深い。イケメンのお坊さんの写真集「美坊主図鑑」なんて本も、あるんですね。2024/03/28

calaf

6
たかが自撮り、されど自撮り???いろいろな事が絡んできているのですねぇ...個人的には、プリクラもコスプレもやったことないし、あまり興味もないのだけど、解説としては面白かったです。2016/05/12

rou

4
「ポートレイト写真とは、本来的に写された人物のアイデンティティのあり方、つまり自分が何者かということと深く関わるもの」このことばに共感を覚えました。 自身のポートレイト写真を見返すことで、その時の精神状態、どういった交友関係であったか。社会的な立ち位置がどのようなものであったか。様々なことを再確認でき、写真の中に当時のわたしをみることができます。 日々変化の多い社会を生きてゆく中で、自身が何者であるかは見失いがちです。その中で、ポートレイト写真は現代を生きていく道標となり得るのではないかと思いました。2024/01/13

ちひろ

1
ホロライブ儒烏風亭らでんさんの紹介で読んだ本。ファッションとしての写真のあり方を深く掘り下げており、ファッション雑誌が文化にもたらした影響、その変遷がわかりやすく書かれていて面白い。私自身はファッションにあまり興味が持てないが、ハイブランドやストリートファッション、ギャル、原宿系、プリクラ、コスプレといった主に若い女性が担う文化が、なぜその時代に隆盛を誇ったのか、そこにはどのような意味や思いがあるのかを客観的に掘り下げた文章には納得感があった。あとがきでは自撮りが蔓延した社会への警鐘も。2024/02/03

takao

1
ふむ2022/12/08

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