内容説明
大リーガー・ディマジオの苦悩、大作家ミラーの弱点、大統領ケネディの秘密を見つめたセックスシンボル。繊細な魂が、成功の階段を上りながら求め続けたものは――? 慟哭の長編小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
14
有名な女優の話です。多重人格だというのはこの本のなかでは理解できる話ですが、実際はどうだったのでしょうか? ディマジオとの話と悲劇ではないラストが良かったです。2023/10/30
ち〜
7
マリリン・モンローは、好きな女優さんです。セクシーばかりがアピールされる彼女ですが、お芝居も上手いと思っていました。本著に描かれたような多重人格があったかどうかはわかりませんが、徐々にスターの階段を登って行くのとは真逆に、幸せとは縁遠い私生活とのギャップが、時間軸にそって丁寧に描かれているので、読みやすかったです。他の方が書かれた作品も読んで見たいです。それにしても、大スターは幸せな生涯を送れた人は少ないのかな。2015/05/15
井戸端アンジェリか
6
ジャケ買い。伝記だと思ったら小説らしいぞ読始。彼女が多重人格だったように話は進んで行くが、少女時代の悲しさや仕事のお礼を求められる件を思うと、別人格でもなければやり切れないでしょ!と納得できてしまう。こんなにも美しく可愛いのに自分に自信がなく幸せじゃなかったんだね。 読後にウィキペディア等で調べてみたら忠実に近い小説だった。ディマジオとの再婚が間に合っていたら死なずにいただろうか2013/02/03
Takako
3
これで終わり!?っていうラストでした。マリリン・モンローがどんな女性だったのかは、痛いほどよくわかりましたが。ほんとうに、痛いほど。この本に出てくるマリリンの出演作をすべて、たどってみたいと思いました。今週末公開の映画『マリリン7日間の恋』は、どうしようかな。2012/03/19
みかりん
2
ただ幸せになりたくて、誰かに認めてもらいたいために一生懸命なひとだったんだな。もうちょっと、自分を好きになっていれたら、また違った人生もあったのかな?2014/05/06
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