内容説明
「な、何でスベ子がここに……?」
結太の誘拐から発展したカグヤとサクヤの姉妹喧嘩が終わった矢先、なぜかそこに刀を持った結太の友人、統社桃花が現れた。
互いの不自然な状況を誤魔化そうとする結太と桃花をよそに、カグヤは自分が月の女王であることを告げるのだが……桃花が突然カグヤに襲いかかって!?
「そなたのクラスメイトはみんなああなのか?」
「んなわけあるかぁっ!」
状況が理解できないまま黒科学で応戦するカグヤ。しかしそこには、桃花の一族と先代かぐや姫との浅からぬ因縁があるようで……?
すごく(S)不埒な(F)竹取物語(ルナティックラブコメディ)、第三弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
21
カグヤとサクヤの姉妹喧嘩が終わった矢先、結太の友達である統社桃花が現れ、なんと月の女王と知ってカグヤに襲いかかる。なんと桃花はある一族の末裔で先代かぐや姫との因縁があり…。完結。終わったのか終わらせたのか…は置いといて、きっぱりと完結させたねw今回は桃花回ということで、桃太郎の末裔である七代目の桃花が月の民が残した武器で迫り来るも、実際は赤子をひねるようとカグヤも容赦ないなw月の女王抹殺の使命を止めさせようと3人でのデートが始まり、カグヤのボケ無双かと思ったら意外と大人しいなと感じたがそういう事ね。→2016/04/14
水無月冬弥
12
逢空万太先生(@aisoramanta)の #ラノベ これで最終巻は寂しいな。綺麗にまとまったけど。しかし、モブ子のヒロイン力が結構高かった。だからこそ、続きが読みたいんですけどね… 2016/05/03
ラノベの王女様
10
スべ子!スべ子!お肌すべすべのスべ子!ボーイッシュでもなく、かといってぶっきらぼうでもない、絶妙な性格のスべ子。出番が多くて大満足だったわ~。2016/05/05
真白優樹
10
友人が現れ意外な正体と因縁が明らかになる今巻。―――隠した出自と隠した想いとは。完結が残念な限り。もっと読みたかった。今回は級友の桃花に光を当てつつノリとギャグと勢いで最後まで一気に突っ走っている。・・・恋敵にはカグヤは容赦せず復活した初代女王も結太と桃花、そして仲間達の活躍によりひねりつぶすかのように粉砕している。・・・この三角関係はこの後どんな方向に発展していくのだろうか。戦いも善行積みもまだまだ続くであろうこの先、結太はドタバタに巻き込まれながら駆け抜けていくのだろう。 うん、凄く面白かった。2016/04/14
王蠱
8
ひたすら進め、自分たちの道を。サクヤとの一連の騒動が決着したのも束の間、突如現れカグヤに敵意を向ける桃花。彼女の抱え込んだ因縁はかつての月の女王 かぐや姫へ繋がっていて……逢空的S(すごく) F(不埒な)ラブコメディ、最後まで全身全霊制圧前進の勢いで完結。さぁ次は何が来るかななんでも来やがれ!!みたいなラストは決して嫌いじゃないけども、な~んか満腹感が足りない。爆発力はあるんだけど爆発力しかない、とでも言うか。結太のヘタレっぷりも相変わらずだしネタの切れ味もいま一つ。次回作こそ万太節の完全復活を期待2016/06/05