講談社ラノベ文庫 アフターブラック２

著者名：川田戯曲【著】/ファルまろ【イラスト】

講談社（2016/04発売）

• ISBN：9784063815276

内容説明

幽花の退院を間近に控えた十一月。空也はひとりの女性と出会う。とても扇情的な魅力を持った彼女は、悪魔――サキュバスだった。そして《黒祓い》に追われた彼女は、空也に卵を託して消滅する。孵った卵から現れたのは、手のひらサイズのサキュバスの少女。リズベラと名付けられた彼女は、空也のことを「パパ」と呼んだ。だが、リズベラの持つ能力を狙う組織の襲撃により、彼女は奪われてしまい――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[水無月冬弥]

川田戯曲先生（@lightnahon）の　#ラノベ　主人公は悩みながらも真っ直ぐでいい話でした。こりゃハーレム必死だわ。ただ、いかんせん実力不足なので大変で、ある意味コノミ回だったわけですが。それにしても打ち切りとは…いろいろ広がりそうな魅力的な世界観だけに残念。妹回は見たかった……。

2016/04/27

[真白優樹]

サキュバスの女性から娘を託され、ヤバい組織から襲撃される今巻。―――助けに行く、家族なんだから。やっぱり空也、凄まじいレベルの女たらしである。が、彼には本当に魅力があるからこそ女性達は彼を助けてくれるのだろう。彼のおかげで姉妹は本当の意味で少し歪かもしれないが家族へと戻り彼にとって大切な娘も助け出す事が出来た。・・・というか黒祓いって色々派閥があるのかというのかどう見てもヤンキー軍団な薬物中毒者の軍団もいるのか。残念ながら完結であり、もう少しこの先を読んでみたかったと思う。 うん、割と面白かったである。

2016/04/05